膿臭

ブログ名を短くしました

確定申告をしながら2022年に最もお金を使った娯楽を振り返った結果、FAKYのリキッドルームの感想を書くことにした

2023/3/5 恵比寿リキッドルームにて行われたFAKYのワンマンに行きました。行けて良かったです。

一年前から有観客ライブができるようになり、オンラインでの活動中に溜めた力を使い、駆け抜け、存在感を増していった2022年からの集大成と感じた。

まともなレポートはavexの記事を読んで。

【FAKY】Zeppクラスワンマン決定!「居場所を守ってくれてありがとう」Sold Outのワンマンライブで涙の発表
https://avexnet.jp/news/detail.php?id=1012986

記事はこのタイトルだけど、涙のライブだし、私も泣いたし、活動を追い続けたメンバーの言葉に感動もしたけれど、泣けようが泣けまいが完売しようがしまいが、FAKYのライブはいつだって本気で、歌とダンスが上手くてかっこよくて、曲はバラエティ豊かで聴き応えがあって、夢中になれるんですよ。
そこを忘れてはいけない。
クオリティの高いパフォーマンスのために日々血のにじむような努力をしているのだろうけど、そんなところはオタクには見せない。今回もチケット完売までの努力の映像は見せたけれど、歌やダンスのための努力は見せなかった。未完成は見せない。そういうところがたまらなく好き。

FAKYはメンバーのビジュアルがそれぞれ個性的で、自分で考えて自分の言葉で話せる自立した女たちで、会話も面白いと思う。
それも大事なとこ。大事だけど、音楽があってこその魅力。

FAKYの動員としては全然良くないんだけど、感動したいなら犬の映画でも見ればいいし、成長や裏側を見て感動したいならそういうコンセプトのグループを応援した方が良いので、そういう感動が物足りなくて離れる人がいても、個人的には全然かまわないですね。


その上で、完売おめでとうございます。

番号があまり良くなかったから段差の最前で見ていたんだけど、どんどんフロアが埋まっていく様子が開始前から嬉しかった。
取材は完全に満員ぽくみせるレンズで撮ってくれ……と祈りながら喜んでいるうちはよかったんだけど、フロアの横の段や、私の居る段の後方にも人が満ち始めたあたりからは、これみんなFAKYを見に来てる人なんだと思うと正直なんだかよくわからない群れだった。私の周りには全然ファンがいないのに、どこから湧いてきたんだろうとぼんやり考えた。これが全部人間だという実感がなかった。
慣れない状況に直面すると、こうなるらしい。

応援のために一人で何枚かチケットを買ったオタクもいるから、実際の動員はどれくらいなんだろうと心配していたのだけれど、ちゃんと会場が埋まってた。
考えてみると、どこの界隈でも、どの規模でも、急用で行けなくなる人はもちろん、良い席のために何枚も買う人は必ずいるから、そういう標準的な空席率だったんだよ多分。


そんなライブを、セトリで、そのときの私の心の声で振り返っていこうか。
知能の低い動物の鳴き声を文字に起こしたものなので、お見苦しいかと思いますが、知能が低いのでそれ以上のことができません。

・GIRLS GOTTA LIVE
「始まったー!!!!!」
シーズン3の始まり。このあきなとりるの歌詞が良かったからという理由で、その後の数々の曲に繋がっていく始まり。
五人になって初っぱなから玄人っぽい曲がきたから、やっぱFAKY推せるって思ったなー。
(あ、わたしメンバーが作ったから良いって思うタイプではないので。歌うときの解釈と表現は別だし、誰が作っても趣味にあわないときはあわないし)

・NEW AGE
「キターーーーーーーーー!!!」

・ANTIDOTE
「わぁ……ここで来ちゃう……? 好き……好きしか……ああ~~エロかっこよ~~歌うま~~~」
「去年はあきなが脚で拍子をとってはじまるバージョンも、fiveのみかこプロデュース公演のアカペラはじまりも、ALIVEツアーのときのりるあきな&ひなピアノも色々きいたな(走馬灯)。好きだな~~やっぱりあきなだな~~~」
「歌、強」

・Re:Someday We'll Know
「エーン好きぃぃいいいいいいい~~~~~~~~」
ALIVEツアーのときはメンバーの振り付けから消えていた、サビ終わりの飛行機の振り付けが復活する。シーズン2で調教されてしまったオタクたちがしつこくやり続けたためだろうか。
「やっぱこれでしょ、Somedayは(飛行機しつつ)」

飛行機をやる動画。
https://twitter.com/qoo_zzw30/status/1357756776079233024


・Diamond Glitter
「好き、めっちゃ好き……!!!」
「キラキラしてるけど切なくて北欧風でほんといい」
ABBAのDancing Queenような雰囲気がある。
「ペンライトこの本数だと踊りにくいな」
「この電子ピアノの音とストリングスがやっぱりたまらん」
制作中にこのストリングスのボリュームを上げたという話をりるちゃんからきいたことがある。改めてGJ。
間奏でストリングスの醸す哀愁をたっぷり味わってからのラスサビの流れが、最高に浸れるんだよ。
いつかひなに電子ピアノを生で弾き語りしてほしいし、バイオリンのゲストを呼んでほしい。

・Candy
「安定の」
「あ、声出しOKだから間奏でメンバーの名前呼べるじゃん!」

・99
「みかこ!? み、みかこ……!」
「みかこすごい……気迫が……胸に来る……みかこ様……」
「みかこ様が衆生の苦悩を全身で表してる……生き仏……」
「アアアーーーー99だーーーー!」
「みかこの歌を聴いてしまう……神様仏様みかこ様……」
「いやもう、良いわこれ」
熱くて、ちょっと天然で、エロい表情がエロくてSっぽくて、お芝居も上手くて、パフォーマンスは歌・ダンス・表情・息づかい、全てを使って曲の世界を表現するみかこ。Nissyみたいなタイプの表現者なんじゃないですかね。

・Surrender
「はぁ……好き……」
「ほんと好き……」

・Last Petal
「この流れでこれ、ききたいよね!」
「かっこいいなあ、ほんとにかっこいい」
「歌がたまらない」

・Gravity
「あ、え、まさかこれ、あきな歌わないの?」
「うわ、踊り始めた、なんかコンテンポラリーじゃん! あきなの肉体すごい」
「ひなちゃん、ひなの完全なピアノソロじゃん! ありがとうありがとう!!!」
「もしかして私が歌の伴奏じゃなくて、長いソロのあるピアノも主役のピアノを聴きたいとひなちゃんに伝えた頃、多くのファンもそう思ってDMとか送ってた??」
「あきなのコンテンポラリーダンスも、短いやつを動画でみたことあるけど、生で見たかったよ~~~!」
「いや、良い、すごい、二人ともすごい、めっちゃすごくて、良い」
「おかわり!(ない)」

・four
「あ、ああぁ……」
「オンラインのりるちゃんのソロも泣いたし、大晦日のりるとみかこしか出られなかったときにりるちゃん一人で歌ったときも胸に迫るものあったけど、五人のも久しぶりに聴きたかったんだ」
「この曲のみかこパート好きなんだよね」
「ひなのパートめっちゃいい」
「あんなちゃん……ひなちゃん、たきちゃん……あああ……」
「たきちゃん良い……」
「ひな、たき……あんな…………てぃな……だいあん……」
「FAKYありがとう……」
「たきちゃんとひなちゃん、本当にありがとう……」
ブラッククローバーの映画がはじまったらネトフリをまた契約するから、Giri/Hajiのアンナをもう一回見よう。

・Take my hand
「からの、これ~~~」
「涙止まらん」
「これはゴスペル」
「音源だと好きなのにライブがいまいち乗り切れなかったんだけど、これは、来たな~~~」
「自分の中で完成した。これは好きな曲です」

・SayonaraMyEx
「サヨナラなんだね……」

・人形の家
「とうとうこれを生で聴ける日がきてしまった……」
「生歌、配信よりすごい……世界が終わる……閉じてゆく……」
マスクの中で、ポカンと開いた口が塞がってない。
「さすが恋愛が重い女」
「知ってるけど歌うっっっま」
「ライブのたびに伝わるものが変わりそうだから、また聴けたらいいなあ」

・Black Ghost
「キターーーーーー!!!」
「アイドルみたい、かわいいかわいい」
「二人のキーと声にあわせた曲だとFAKYとまた違って良いな」
「低めのラップかっこいい」
「たきちゃんの声セクシーで好き」
「ひなちゃんの四つ打ち良いな。ELTのカバーも良かったし」
「今のひなちゃんがDef Willを通して歌ったの聴いてみたいかも。……いや、改めて小室さんの曲なら、アンジェラアキのごとくガツガツと鍵盤を弾きながら歌だけじゃなくラップもしてほしいがLetyのフローではないな、Black Ghostのような何か……、globeのtry this shoot希望」

・Choco Fudge
「チョコファーーーッ」

My Story
「楽しい! すごく楽しい!!!」
会場の一体感。

・P.O.V.
「奇声(イントロで)」
「Remixの方じゃん! 聴きまくったよこれ!」
こうやってRemixをたまにライブで使ってくれるのは嬉しい。去年のあきなプロデュースライブのCandyや天気雨も良かった。
曲の少なかった初期は、何せ曲が少ないのでRemixも聴きまくったため、昨今のRemixとは聴いた回数が違う。
「やっぱりPOVは神曲~~~~」
「STYさんの他の曲も、いつか五人で歌ってくれたらいいな」


・Bad Things
「アーーーーーー!!!」
「アーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
「はぁ……」

・little more
「だいすきーーーーー」
「短いけど歌ってくれてありがとーーーー」

・It's a small world
「ここで来た!!!」
「やっぱり良い曲だなあ」
「毎回でも聴きたい、踊りたい」

・Better Withhout You
「うおおおおおおお!!!(野太い)」
「ヘ(^o^)/」
「(*^▽^*)」
「(o゚▽゚)o」
「プチャヘンザッ」
「このあんなパートを歌うみかこ、何度目でも胸熱なんだよ」
「(@^▽^@)」
「暑い……」
「やっぱりこの曲はすごいわ。初めてきいたときから、毎回新鮮で毎回楽しい」
「その後から入ってきたふぇいまにも、この曲が好きだよね? ね、好きだよね? 僅かな曲をリピートする状況じゃなくても好きでしょ? こんな盛り上がってるし」
「五人でもRetakeしてほしいなあ」

・Rock, Paper, Scissors
「(・∀・)」
「(*^▽^*)」
「(o゚▽゚)o」
「✊✋✌ ✊✋✌ ✊✋✌」(表示されるかな)
「カモン!」
今日のりるちゃんのラスサビはフェイクの方だ!
「(@^▽^@)」
「ヘ(^o^)/」
「汗だく……」
「デビュー曲と最新曲が同じようにこんな楽しいって、FAKYはずっと最高だな」


アンコール
「ふぇいきー! ふぇいきー!(発声)」
「水が美味い」
「暑い」


・HappyEverAfter
「良い……」
「曲が良い……」
「あきなの歌が良い」
「りるの歌が良い」
「みかこの歌が良い」
「ひなの歌が良い」
「たきの歌が良い」
「歌が良い……」

・SUGA SWEET
「シュガスイシュガスイタオルタオルタオル」
「ウエーーーーイ!!」
「去年たきプロデュースで久しぶりに二番も歌ってくれたのよかったな。また聴きたいな」

・Get Up
「タオルしまって急いで急いでペンライトを手を叩けるように持って」
「たーのーしーーーーーーー!!」

・five+
「これで終わりかあ。残念だけど締めがこの曲だと納得するしかない」
「おつかれさまです!」
ZEPPクラスの風景、楽しみだな」
私の好きな音楽と場所を守ってくれて、FAKYの五人にありがとう。スタッフさんも他のファンも、みんなありがとう

スクショとってないから何も証拠がないから妄想だと思ってくれていいんだけど、この曲のタイトルの公募でこれを書いた記憶があるんだよな。今の5人では終わらないという進化を込めたタイトルがいいと思って、職業がSEの私は、するっと息をするようにfive++と書いてみて、いやそれじゃfiveがsixになってしまいそうだし(プログラムで変数++は変数に1を足すコード)、これ見て「プラプラ」と読む人は同業者だけだと気付いて+を削った記憶はあるし。
妄想ではないかと検証しても、社畜の私の発想として自然なんだよ。薄い本を出すときに、タイトルに困るとプログラムで使うファンクションとかよく使うし。これを読んだ人は、妄想だと思って何も言わずに頭が可哀相だと哀れんでくれたらいいけど。

 

追記

★Better Withhout Youを噛みしめる

デビュー曲。これを聴いてFAKYが気になってチェックしはじめた出逢いの一曲。何度聴いても飽きない。
長くある曲だから、色々な形でライブされてきた。私の記憶にあるだけでもこの数のアレンジ、編成がある。

曲のアレンジ
・そのまま
・イントロの英語がアカペラ
・サビのアカペラはじまり
・間奏でりるがラップする
・ラスサビ前のエビバーデーあたりまでラップしたり歌がなくなる
編成
・シーズン1の5人
・りる・みかこ・あんな
・シーズン2の4人
・シーズン3の5人

りる・みかこ・あんなのとき、TinaのソロパートをほぼぜんぶAnnaが歌っていたのが、けっこうなインパクトだったので、今みかこがしっかりソロパートがあるのが努力を感じられて胸が熱くなる。

Remixも多い。この下にあげたもの以外にあったら教えて。

Better Without You原曲
Better Without You (ASY Remix)
Better Without You - English Ver. (Ivan Gomez & Nacho Chapado Remix)
Better Without You - English Ver. (Starkillers Remix)
Better Without You (Dj Yummy Remix)
Better Without You (REMO-CON Remix)
Better Without You (English Ver. (Dave Aude Remix))
Better Without You (English Ver. (REMO-CON Remix))
どれも、上のPOVのRemixより更に曲が少ない2013の年末~2014の年始にリリースされていたはず。数少ないFAKYの楽曲だったから何度も聴いた。

そして、アルバムCANDY EPに収録(iTunesのみ)の
Better Without You -Retake Version- AKINAバージョン

Better Without Youだけでアルバム一枚出せる。アルバムには今の5人のRetakeも入れよう。

 

余談だけど、私の推しがかかわるものすべてのiTunesのみは滅びてほしい。ブラウザーからDLできない糞仕様が心の底から嫌いで、曲を人質にとられるたびに嫌々アプリをインストールしては購入、DL、削除、レジストリも漁って削除するくらいには蛇蝎の如くなんて言ったら蛇とさそりに失礼というくらいに忌々しくてアプリを入れたくないので、今後二度とありませんように。


★ひなたきについて
前のブログ( https://qoomk.hatenablog.com/entry/2020/01/31/022023 )で自分の好みと解釈でしかないメンバー紹介をしたのだけど、ひなとたきについて知見がなかったので二人についてちゃんと書けなかった。
なので、ここで二人の今の印象を書く。
ちなみにみかこの印象は、上の99で書いたようなものに変わったというか、増えた。

相変わらず推しは箱。五人とも推し。

 

・Hina
担当:歌、ダンス、モデル、ぴなのひあの(鍵盤) 現役でショパンも弾けるピアノガチ勢。
2022年、本格的に音楽の才能を見せつけてきたオタク。ひなちゃんは気質がオタク。FAKYへの愛をオタクの視点で語ってくれるときは頷くしかない。特典会の会話スキルがすごい。気遣いの人。ただのオタクじゃない。
知ってる曲ならだいたいピアノで即興で弾いてくれる。FAKYのメンバーが曲を作るときにベースを作ったリ、アドバイスをしたりするらしい。ツアーでは音で自由に遊ぶ様子を垣間見せてくれた。加入により、縁の下でFAKYのミュージシャンとしてのレベルを確実に上げてる。

前のグループの後、悩んで、ダンス&ボーカルを続けると決めて、FAKYにダンス&ボーカルのメンバーとして加入してくれたそうだけど、FAKYに新たに加わった才能は歌とダンスだけじゃなかった。本当にありがとう。小室さんが今のぱっつんスタイルをおすすめした話は有名だけど、小室さんで育った世代としてはひなちゃんが鍵盤を弾いてくれると本能的に高まる。もちろん歌とダンスも好き。

>「今のひなちゃんがDef Willを通して歌ったの聴いてみたいかも。……いや、改めて小室さんの曲なら、アンジェラアキのごとくガツガツと鍵盤を弾きながら歌だけじゃなくラップもしてほしいがLetyのフローではないな、Black Ghostのような何か……、globeのtry this shoot希望」
これな。


・Taki
小柄ながら海外セレブ感のあるゴージャスな美貌の主。小柄で可愛い仕草をするけど、セクシーな声など小悪魔要素もあって、それがアイドルのような魅力。
ノリが良くてダンスが格好いいし、かわいい声もかっこいい声も出て歌も良いんだけど、とりあえずは賢い女。
海外でのライブだと、バラエティ番組のMCの経験とスキルを遺憾なく発揮する。たきがバラエティのようなMCを、あきなは海外アーティストのようなMCをするので面白い。
日本語でも、ぼけたりつっこんだりその場その場での役割をわかって使い分けて、面白く場をまとめてくれる。MCは日本語のりる、英語のたきってかんじ。フィリピンでも活躍していたためか、マーケティングもしっかりしてる。
特典会も会話が楽しい。けっこう色んなことを話せる。
何よりも、賢さを表にはあまり出さず、末っ子らしさや天真爛漫なところを前面に出しているのが、好感が持てる。見せ方や求められる物を理解してるのもあるんだろうけど、嫌みがないのは育ちが良くて素直なんだと思う。理想の孫。

たきちゃんが前にラジオでジョエル・ロブションのフィナンシェにはまって太って怒られた話をしていたのだけど、それをきいてからジョエル・ロブションのパン屋でそれまではパンしか買ってなかったのに、焼き菓子も買うようになってしまった。使う金額が倍以上になった。その前からずっと太ってる。でも美味しい。
人にあげるときは、パリ育ちの推しが認める味っておすすめしてる。Merci, Taki.

パラライに関する行き場のない小ネタ

Paradox LiveのCDを四種類とも予約したくらいには普通に楽しんでるんだけど、avexのアイドルグループのおたくだからなのか、行き場のない妄想を続けてしまう。


avexが本気を出したパラライ舞台のキャスト考えた】

■BAE
・アレン 佐藤友祐(lol)
・夏準 小見山直人(lol)
・アン honoka(lol/ラップのためなので他の女子二人ではなくほのか様)
avexなのにここでlolを使わないなんて! lol売れてくれ!!!

TCW
・西門 末吉秀太(AAA/30代からの選抜だがSKY-HIはチームバランスが崩れるため)
・神林 眞嶋秀斗(私この子をaLovaL Boysヒップホップ系の曲を歌って踊ってるところしか見たことない)
リュウ 増子敦貴(GENIC)
・四季 西澤呈(GENIC)

■cozmez
・珂波汰 Lil'fang(FAKY/男装/大人だけど男装なら少年に見えるはず)
・那由汰 Mikako(FAKY/男装/同じく)
cozmazは二人だが、これなら圧が出る。りるはWREPでレギュラーがあるので、ヒップホップ専門チャンネルWREPで宣伝してくれる。

■悪漢奴等
avexだけではなく、サウンドプロデュースのDOC(NWP)を感じさせるキャスト
・依織 井出卓也(別の音楽ゲーム・Black Starの大事なヒップホップ担当だけど、舞台だけなのでなんとか龍…ぽいものに戻ってきてくれないか)
・善 岸本勇太
北斎 長江崚行
・紗月 あきらきゅん(AAAはDream5Da-iCEくらいにしか先輩面してくれないので、末吉先輩のためにも重要)
・玲央 三谷怜央(大人なのに名前で高校生に配役される)

■舞台版オリジナルキャラクター
・敵か味方か? ファントメタルの幻影に出現する、二体のラップするマネキン
 RiRi(FEMM)
 LuLa(FEMM)
いきなり意味深に消えた理由をはやく知りたいよFEMMちゃん

・修行をする異空間の魔女 水野美紀
・謎のフィクサー・M 三浦翔平
M奪い愛すべき人がいて

・DOCと共同で楽曲制作、テーマソング歌唱 Yup'in

これについてのフォロワーさんのリプ「美味學院


【パラライのライブイベントで起こりそうなこと】

・基本的に、ARでキャラクターをうごかし、裏でキャストがラップする
ARPのシステムを使うのでARPも出る
ARP×Paradox Live
・ボーイズアイドルや見目の良いラッパーが出るイベントのAR版になる
SWISH AR ~ARP×Paradox Live 〜 supported by だんぜんライブ
・ARダンサーで、トライブクルクルブレイブビーツが掘り起こされる


【まだ出ていない先輩アーティストのキャスティング】

・つばきさん…May.J

NWP×avexのエースを投入するときがきた。しかしギャラが高くメイちゃんも忙しいので曲のみ。
ラップとのコラボということで、ヒップホップ界隈の歌姫だった頃からのMay.J古参が喜ぶ。


・武雷管

>幻影ライブの原点にして頂点とされる、伝説のMCチーム。メンバーはMC夜叉とMC修羅の2人で、1年足らずで世界各国のヒットチャートを独占。総売上枚数は20億枚以上。10年前、ホームとして活動していたCLUB paradoxと共に姿を消した。

設定盛りすぎだけど、avexなら具現化できる。
ラップする人より、プロデュースに実際に世界で流行ってる人が関わる方が楽曲に説得力が出るはず。万一その曲がイマイチでも設定は揺らがない。

avexにはブルーノ・マーズがいます、ブルーノ・マーズ! どれくらいCDとグッズを買えばパラライの話をしていたたけますか、avexさん。
こちらも世界的プロデューサーであるスティーブ青木も呼べそうだけど、神曲CAN'T STOP THISのこの前のremixが自分としてはイマイチだったので、パラライのファンが積んだお金はスティーブ青木ではなくブルーノ・マーズに届けてほしい。

MC夜叉は、宮野真守みたいな、R&Bを歌える声優さん。
好んでR&Bやレゲエを歌っている声優さんなら、だいたいすでに曲でラップしてそうだし、グルーヴが問題ないから役に合わせたラップもすぐできそう。
声優のことを知らないのに宮野さんの曲を知っているのは、R&Bで有名なSTYさんやJin Nakamuraさんが書いた曲を聴いたから。でもヒプマイ総本山のキングレコードなんだよなあ、宮野さん自身は。

MC修羅は、本職。さなりかRude-αかNovel Core。Abema恋リア勢でメジャーかつ、変わった仕事もしてくれるはず。


【関係ミュージシャンとのコラボの可能性】

・SIMONが自分の作品にTCWから誰かを呼ぶと、ヒプマイ兼日本語ラップ勢にサ上とロ吉がさまとき君を呼んだパクりと叩かれるが、前に2PMのメンバーを呼んでるのと同じようなものだと指摘される流れがTwitterで起こる。

・GASHIMAがWHITE JAMのHEYLASに呼ぶ。WHITE JAMといえば炎上なので(曲は良い)、SHIROSE氏がヒプマイをディスったとも取れるラップをしてHEYLAS二度目の炎上。声優ファンにまで知名度が上がる。ガッシーはパラライ当事者なので親心と炎上芸の狭間で上手くやる。

HOME MADE 家族とBUZZAR BEATS
ヒ略を絡めて炎上する三段活用のオチをつくりたかったけど、ここはメンバーが分かれて両方やってるから平和になってしまう。
BAEのMICROさん・SHIMIさんは藤本さん含めてもともと一緒に龍雅やVimclipの曲をやっててパラライの音楽はその系列なので、たまたまヒ略にKUROさん&CHIVAさんの曲があるのが偶然の面白さ。

フォロワーさんの反応「CHIVAさんはヒプマイとブラスタをやってるからパラライもコンプリートしてほしい」


【グループを追加するときにリリックとディレクションに起用されそうなラッパー】

人に教える仕事なのでキャリアがあり、これまでの文脈に合いそうな人

・StaxxT
TOC
TEEDA+ボーカルはKenji03
満を持してBACK-ON。アニソン界の覚えがめでたく、ダンスボーカルグループの曲もたくさん書いていて、lolほのか様をラップの弟子に持つBACK-ON
ファンキー加藤


【フックの歌い方とこれから作りそうな曲】

anZが曲ごとにクラブで歌う人っぽくなっていくの高まる。
ラップだけじゃなく、歌い方もイメージにあう歌手っぽい歌い方に変えさせてるよね。キャストさんすごい。
48が東方神起世代のKPOPっぽいとこ目指してそうなんだけど、今更その世代を目指していいのか。いまはKPOPも典型的な歌い方みたいなのないから難しいけど。KPOPよく知らないが。前は典型的けーぽみたいな歌い方だった人も、女子だけど、私の好きなKARDのソミンとジウなんて急に低く変えてきた。

それは置いて、美声R&Bボイスで歌うキャラが一人いても良いので、そのうち現れると思う。そういうフックをいれられる曲のときに、突然デビューする。四季君かな。ラップがメインなのでフックだけでいいです。
あと、玲央くんがブギーバックのオザケンみたいな曲も、そのうち出せそう。ラップの声はKOPERUみたいな感じだから上手くなったら早口の曲とか作れそう頑張って。


avexのアイドル的グループの世代】

パラライファンのだいたいが、INTERSECTIONのこと知らなかったと思う。私はこの世代のavexのアイドル的グループを推しているので、そこからも起用してくれたことがすごく嬉しかった。しかも他の有名な三人と同列で。
FAKYが出演したa-nation青森が、めったに行かない地方へのサービスみたいな、誰でも知ってる実力派ばかり(倖田來未DA PUMP含む)の日だったときみたいに嬉しかった。

ジャニーズやLDHほど把握されてなさそうな、avexのアイドル的グループの世代分けは、私の感覚だとこう。()は消滅。とりあえず思い出せたものだけ書いた。

理想の将来:TRF
ーーーーーーー
バブルだが成功しない世代:(dream初期)、(キーヤキッス)
ーーーーーーー
バブルだったがすぐに弾けて苦労する世代:(dream増員)、(SweetS)、AAA、BRIDGET
 拠点が東京以外:(BRIGHT)
 ※この頃からKPOPが普及し始める
ーーーーーーー
地道にいこう世代:Da-iCE、SOLIDEMO、(Dream5)、東京女子流
 拠点が東京以外:FREAK(現在は独立)
ーーーーーーー
アイドルブームに乗る世代:Super Girls、(Cheeky Parade)、(GEM)
ーーーーーーー
混沌の世代:FAKY、FEMM、(Jammy)、(GeeRizeって所属どこだったんだろう)
(人気のあった育成ユニット:aLovaL Boys
ーーーーーーー
方針が定まった世代:→FAKY、→FEMM、lol、(Def will)、INTERSECTION、わーすた
 アイドルブームが終わったのでここに移る:kolme、(ONE CHANCE)
(人気のあった育成ユニット:α-X's)
ーーーーーーー
方針に合わせて調教済み世代:
GENIC、WARPs

FAKYご愛用者様の体験談 ※効果には個人差があります

abemaの恋リアにhinaちゃんが出たらFAKYのファンがガッと増えてまさかこんなに影響があると思わなかった。それがここ一月のことです。
新しいファンをしっかり掴んで、FAKYにブレイクしてほしいです。あんなに素敵な、私が大好きなFAKYが今の規模だなんてずっとおかしかった。ライバルは次のオオカミシリーズの出演者。次が始まる前に、新しいファンをFAKYの沼に落としたい。
というわけで、FAKYを推す楽しさをブログに書くことにしました。

 

メンバーのプロフィールや、google検索すれば引っかかるインタビュー、曲などはすでに把握している人向けです。最後にメンバー紹介くらい書こうと思いますが。
FAKYを好きになってどれだけ楽しいことがあったかを振り返り、FAKYのファンとして過ごす日々の素晴らしさを伝えたい。
これは、FAKYという霊感のつぼを買った人の体験談です。まさに、布教です。

こいつの人生楽しそうだなと思ったら、最近ファンになった人も、これからたくさん思い出を作っていってもらいたいです。
いわゆる古参アピールや課金額アピールや目があった回数アピールでのマウンティングは意味がないのです。FAKYのメンバーはみんな、ファンの状況や、応援の仕方が違うことを尊重して、一人一人と向き合ってくれていると感じられることが何度もありました。
そもそも音楽は、そのときどきの感覚との相性で楽しむものだから、持続性のあるものではない。違う一回が何度も訪れる。
そんなわけで、FAKYとの思い出はファン一人ずつ違う、その人だけの特別なもので、誰とも比べられません。
そんな幸せをくれる推しなのです。

(曲も買わない完全な無課金のことはちょっとわからない)(ガチ恋・リアコの楽しみ方もわからない)

そう思えるのは、曲やライブが格好いいのが一番の理由でしょう。
特にライブは、見るたびに、初めてのときと変わらずに高揚して多幸感が満ちます。会場が広くても狭くても、席が遠くても近くても沸き立ちます。
歓声をあげるのも踊るのも凝視するのも自由、ファンとしての垣根を越えようとしない限りは、好きなように楽しめるライブ。老若男女、日本人、外国人はアジアも欧米も、色々なファンがいます。
神の前ではファンは平等。幸せな時間を共有するだけです。
だから行けるものなら、どんなに出演が短くても、ライブに行くことをおすすめします。

 


シーズン1

 

そんなFAKYと私の出逢いは、2013の秋。avexのダンスボーカルグループのオタクとして、新人チェックという軽い気持ちでBetter Without YouのPVを見て、心を奪われました。

www.youtube.com

(話それるけど、この頃は通りすがりのコメントで2NE1に似ていると書かれていたけど、最近の曲だとBLACKPINKに似ていると書かれるので、YGの二世代を生き延びることができたのだ……!という感慨を覚える昨今です。FAKY含めてどれも別の素敵なグループですが)

FAKYはまず、声が好みでした。曲も好きです。メンバーもみんなきれいだし。もう延々とリピート。
ハロウィンのイベントは終わっていたけれど、りるちゃんの誕生日にコメントを送ったり、Girl DIggerのPV公開にそわそわした記憶があるので、多分11月のことです。
取り憑かれたようにSNSや動画配信をチェックしたり、りるがソロで先に出していた曲や、Anna、Tina、Dianeの三人がいたavexの育成ユニットみたいなグループ(6人くらいでりるもいた気がするんだけどもう記憶が……クリスマスに喋ってる動画をみた)の初々しい動画を見たりもしました。

仕事が終わって、どんな小さいことでも新しい情報があると嬉しいし、曲を聴くと自分も頑張ろうと思えました。
FAKYを楽しみに働く日々が始まりました。


初めてライブをみたのは12月のクリスマスイベントで、まず生歌のクオリティに圧倒されました。ダンスももちろん格好良かったですが、私にはよくわからない。好きだとは思う。
パートの多いLil' Fang、Tinaはもちろん、要所でセクシーな声を響かせるAnnaも、MikakoもDianeも、ソロで流派Rに取り上げられる女性歌手くらい上手かった。そんな5人により、GIrl Diggerもそのまま再現に生歌の感動を載せてライブで披露されて感動した。ああいう曲ってライブだとイメージが変わってしまう印象があるので。


興奮冷めやらぬまま、次のライブだった、代々木体育館で行われたフェスのチケットをとっていました。シューティングアクトなので出番は短いどころじゃないし、席も遠いです。
でも高いと思わなくて、沼に落ちたことを自覚しました。
その後も今に至るまで、FAKYが見られればチケット代は実質無料という感覚が続いています。

二度目がアリーナだったので、FAKYがもっと長い時間アリーナに立つ想像が初期の時点でできたのが良かったです。また、出入り自由のライブハウスのイベントと違って、大勢の人に私が最高だと思っているFAKYのライブを見て貰えている満足感があります。
FAKYには広い会場が似合います。フェスなども是非行きましょう。


内で渦巻くファンとしての熱意を、メンバーにしっかり伝えたくなって、ライブのときに手紙を書きました。それをお菓子の差し入れに添えて渡しました。お菓子が黒蜜庵の黒糖フィナンシェだったこと、まだ覚えてる。何を差し入れするか迷って、女子は黒糖好きなひと多いよねヘルシーっぽいし……!と八王子の黒蜜庵で買った。
そのライブのあと、当時のブログにあんなちゃんが、初めて手紙と差し入れをもらって嬉しかったと書いてくれて、驚いた。avexのアーティストがそんな一ファンからの手紙のことを書いてくれると思わなかった。もしかしたら他の人からも同じ日に貰っていたかもしれないけど、自分も確実に含まれてる。
そのブログを受けて、ファンレターやプレゼントの送り先を質問するファンが出てきたので、それによってFAKYのみんなが喜ぶと思うと、メンバーのためにいいことをしたなあと自画自賛しました。
クールで最高なパフォーマンスをステージで見せながらも、裏では当たり前の人間としての感情を持って頑張っているメンバーを応援したいという気持ちが高まるできごとでした。
他のファンの方も「はっきり名前を書かれたわけじゃないけど自分のことだよね」と感じて、胸の内で大事にしているエピソードがある方は少なくないのでは。良い推しです。
思い込みだとしても、触れ回らなければ否定する人も現れないので、自分が幸せで良いのです。


そんなシーズン1でしたが、2014年のバレンタインのイベントが大雪で中止になったあたりから、イベントが減っていきます。
出るといっていたアルバムはなかったことに。後に配信されましたが。
しかしイベントの中止に関係なく、それより前BACK-ONの客演でりるちゃんがガンダムビルドファイターズの主題歌を歌った頃にすでに休止が決まっていたと、シーズン2の終わりの頃にきかされました。その時期のライブを私は心から楽しんでいたけれど、メンバーはどんな気持ちだったんだろうと考えました。休止してもファンが待っていてくれると感じてもらえたなら嬉しいのですが。


そして休止。
その間にりるちゃんがソロでライブに出ることもありました。
りるちゃんのソロは、オリジナル曲も、おしゃれで格好いいんですよ。すごい、クラブってかんじです。

 

 

シーズン2


そして時は経ち、2015年の夏なので、休止から一年半近く経ちました。
シーズン2の気配は、シーズン1のときに登録したメールマガジン宛てにきました。
新生FAKYの試聴会のお知らせとして。

申し込んだ! 当たった!(当たるように願って、あまりに必死で、FAKYがどれだけ好きか書いて応募した気がする……)
全部で10人くらい当選していたようなのですが、6人しか来ませんでした。1人か2人なら冠婚葬祭や病気の可能性もあるけど、10人中4人も来ないってどういうことなの。せっかくお茶やお菓子を用意してくださってたのに、新生FAKYなのに、軽い気持ちで応募して軽い気持ちで欠席するんじゃねえよ、と怒りを覚えた。FAKYのファンになってから、唯一、他のファンに腹が立ったできごとです。
そのように、休止を経てもちっとも軽い気持ちにならなかった私は、再開するときいて本当に嬉しかったです。
そのときの内容は口外しない約束なので、後に誰でもわかることだけ書くなら、TinaとDianeが方向性の違いで脱退したことと、Akinaの加入が知らされました。
試聴させてもらった曲のなかで一番気に入ったのはYou。今も大好きな曲です。

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シーズン2のFAKYとなる4人のメンバーにも会わせて下さったのですが、みかこが茶髪から黒髪になってイメージががらりと変わった。どちらも美しいけれど。
そしてあんなが骨折していて、本格的な活動再開まで私の中のあんなはずっと骨折していて心配だった。
メンバーもヲタに会うために待ってくれていたのに、ほんと10人中4人来ないとか何事だよ……。

あきなには、また若いハーフの子をつれてきて、同じことにならないかと不安を覚えたのですが、やがて、その後もずっとFAKYを大事に活動してくれるAkinaに、入ってくれてありがとうと心から感謝するようになるのです。

 

試聴会できいた曲をはやくライブで見たいし、四人のFAKYにもあいたいし、あんちゃんの骨折も心配だし……とまた待ち続けて、ようやく活動再開。
シーズン2の開始。

そこからは行けるライブにはなるべく行くようになって、4人でもFAKYのライブは最高で、行くたびに幸せになっていました。
そしてCANDYが会場限定で物理リリースされ、特典会が開催されることに。つまり、物販での課金と、メンバーに直接感想を伝える機会を得ます。
a-nationサマソニにも出演決定。実は夏はエイネにいくという信条により出番の短いエイネを優先し、サマソニにいかないまま出なくなってしまった。
FAKYの行ける現場は全部行くつもりでいたのですが、ところが、2016年の夏に飼い犬が死んで、ペットロスで無気力になりあらゆるライブにいかなくなりました(※11月にAAAの東京ドームはいったけれど一日だけで本当の初ドームだった京セラに行っていないあたりに気力の低下を感じてほしい)。たまにふらっと景色を見にドライブにいったりはした。


半年ちょっと経ち、ペットロスから少しずつ回復してきて、ライブにいきたいな、とおもったときに、ちゃんとFAKYがいました。いかないうちに消えてしまうこともあるのに、いてくれてよかったなあと思いました。
特典会で「久しぶりじゃない?」と言われて会話が始まったときは、本当に嬉しかったです。そういう思い出のあるFAKYファンは、特に関東以外にちょこちょこいるのでは。
認知という、オタクとしては原始的で本能的で、しかし声を大にすれば忌み嫌われる状態に、喜びを覚えました。今更かよ! だって、ペットロスから完全に回復したとも言い難い状態で、現人神が現世に生きる意味をくれたようだったんですよ。

 

私が行かない間にファンが増えてるだろうなあと思っていたんだけど、あれ、あんまり増えてない……? なぜだろう、FAKYはこんなに最高なのに、なんでみんな知らないの? 来ないの? 全員ペットロスなの? どうしたら布教できるんだろう、とたびたび無力感を覚えるのでした。

布教はさておいて己の快楽のために、再びFAKYの現場に通い始めると、いつメンの存在に気付きました。特典会の待ち時間に会話するようになり、ヲタ友が増えました。
シーズン2はふぇいまにの友達がたくさんできたのが一番の思い出です。元々のごく僅かな友達に語っても長くなる上に執着が常軌を逸していて困らせるだろうし、SNSに壁打ちするしかなかったFAKYの話をできる人が増えた。中にはシーズン1のときからSNSで存在を知っていた人もいて、ようやく知り合うことができた。
現場で会える友達が増えて、行く楽しみが増えました。もちろん、一人でいっても楽しいですけど。

FAKYのライブはいつでも最高で、同じセトリ、同じ曲でも、一度でも同じことなんてないです。もともとすごいのに、進化することがあるから恐れ入る。
それなのに、東京と名古屋で二日連続でライブがあったときに、東京と名古屋なのに、連日で来る人もいるだろうからとセトリを変えてくれたときは感激しました。そんな大変なことしなくて良いのに、でも気を遣ってくださってありがとうございます、と感謝しかなかった。
FAKYのファンがふぇいまにとなったのもシーズン2のラジオですね。


しかし出るといっていたフルアルバムの話が出なくなってから、怪しげな雲行きに。新しいグッズも出ないし。
その2018年に、先輩アーティストのw-inds.や、三代目のエリーと臣くんにピックアップされて、ライジングやLDH方面からファンが少し増えました。
乙女ゲーみたいだなと思っていました。恋愛の意味は全くなく状況の喩えとして。avexは上手い若手が多すぎて、外からピックアップされないと、いつ消えたりグラビア行きになるかわからない不安があるので、w-inds.の三人と三代目の二人が王子様に思えた。
三代目については、FAKYのシーズン1がDigzの作家さんの曲が中心だったので、その頃にDigzのSTYさんのSNSをフォローしたところ、FAKY休止後にSTYさんがRYUSEIなど次々と提供しながら三代目のボーカル二人を育て、大ブレイクしていく様子を見られて、わくわくしたのを覚えています。
そういうのをFAKYでも見たいので、みなさんよろしくお願いしますね。

 

あと2018年のFAKYといえば、New Revivalプロジェクトで、avexの同世代の若手との絡みが増えた。元々FAMM'INとして一緒に活動することもある仲良しのYup’in(りるちゃんの盟友)とFEMMにくわえて、Beverlylol加治ひとみちゃん。
オタクありがちに事務所という箱が好きな性質があるので、見ていてすごく楽しかったです。多国籍で男女いて、みんな芸達者で、avexって感じした。
この企画で、FAKYが、初めてa-nationのメインステージに立ったんですよ。泣きました。というか、FEMMがそのときにやっていたDollhouseというイベントで、狭い会場で目の前でFEMMがパフォーマンスするのを見たばかりだったから、先の出番だったFEMMちゃんがメインステージに現れたときからずっと泣いてた。
大阪で見たので、エリーことCRAZY BOYのステージにも呼ばれて、それもメインステージ。堂々としていました。
スタジアムのメインステージに立つFAKYの姿を知って、いつかあそこでFAKYに沢山歌ってほしいと思いました。

 

そして冬、あんなちゃんの卒業。
秋からのりる、みかこ、あきなの三人だけのパフォーマンスは、クオリティは申し分ないけれど寂しかった。
シーズン1で、夜中のイベントに18歳以上のあんな、りる、みかこの三人だけで出ていたときよりも、FAKYの中心がいないと感じた。
あんなちゃんの独特の存在感は、シーズン2までのFAKYを他のグループと差別化する大事な要素だったと思う。

 


シーズン3


翌年2019年、FAKYがファンの見えるところで動き始めたのが三月です。夏は初の海外公演もありましたが、私の感覚だとあまり国内の現場が無かった年。a-nationの青森など、いけるライブは一つずつ楽しみました。
夏あたりにシーズン3のFAKYが固まったように感じました。シーズン3も最高。常に最高を更新するけど、シーズン1も2も3もそれぞれが別物としても最高なのがFAKYです。
今の5人でもっと長いライブを見たいと、海外公演の特別に長いセトリを見て溜息をつきました。今の5人でのパフォーマンスを見た事の無い曲がたくさんあります。

 

2020年からが本格始動かなと思っていたら、オオカミちゃんでファンが一気に増えて、ひょっとして前より大きい会場でワンマンできたり、イベントで出演時間が長くなったりする? と浮き足だっています。
実現してほしいです。そのために、最近ファンになった方も是非、楽しくふぇいまにライフを送り、自分だけの思い出や友達を増やし、FAKYから逃れられない状態になっていってください。

 

ちなみにガールズパワー三部作は全部好きだけどあえていうならANTIDOTEです。

www.youtube.com

 

FAKYのファンをするのは楽しいよ!
推し甲斐しかないよ!
さあ!!!

 

 

メンバー紹介

というか、メンバーについての個人的な何かを。


あんな(シーズン1,2)
初代リーダー、永遠のリーダー。今はリーダーがいないそうですが、決まったとしても私の中であんなちゃんは別の枠でリーダー。
大人っぽい色気と、少女みたいな愛らしさを併せ持つ。
りるがあんなについて、歌も優秀、ダンスも優秀ですごいといっていた通り。そして知的。
アクション俳優になるので卒業するときいて、近頃ダンス&ボーカルグループのメンバーが、2.5次元舞台や特撮に出ることがよくあるので、もしかしてそこで殺陣でもするのか……若俳と原作のオタクとチケット戦争なのかな……若俳のオタクに親しい女性だからというだけで難癖つけられたらどうしよう……原作のおたくにあんなちゃんのこと知りもしないのに上から評価されたら殺意を抑えられるか……と心配していたのですが、なんと、ハリウッド大作のワイルド・スピードの次回作への出演が決定。
いつも期待と想像の上を行くFAKYですが、やめてもあんなちゃんのそういうところがFAKY。リスペクトです。


りるふぁんぐ(シーズン1,2,3)
圧倒的ボーカル。
のびやかなシャウトなどは全部アドリブらしい。ラップもうまい。声もリズム感もすごい。天性を感じる。
推しとか関係なく、ライブにいけばりるちゃんの歌にヤバいクスリをキメたような状態になって、また摂取したくなると思う。
AnnaとTinaには、FAKY加入前に日米の野球の試合での、国歌独唱の動画がyoutubeにあるんですよ。シーズン1のFAKYには二人も国歌独唱済みの歌手がいたんですよ。その二人にも歌がすごいと認められていたりるちゃんです。
今は最年長になってしまったので、他のメンバーをまとめたり引き立たせるような場面も多く見られるのですが、私としては、りるちゃんには自由に歌う鳥のようであってほしい。リーダーよりもエースでいてほしい。


みかこ(シーズン1,2,3)
りるとは相棒といっていいでしょう。
ダンスと涙まじりのような艶のある歌声がくせになる。とにかくストイックで、何事にも誠実な人だなあと感じます。ヲタ一人一人にも、ちゃんと向き合って言葉を尽くしてくれる人。
Instagramの写真が裏社会を牛耳っているようにみえがち。毛皮を着ると女マフィア。
潔癖症とS気質の合わせ技で、作られたアニメキャラのようなドSを放つことがある。
たとえば、
1:
辛いのが苦手なりるが辛いエビチリ食べた(絵文字)
というりるの半泣き顔を撮影してインスタに載せる。

2:
前にも書いたけど、lolとのツーマンの発表を喜んだ私めをからかった後、指先でチラシの角だけをつまんで、手渡してくださる。

3:
ホテルでりると同室のときに、りるが裸族でいると裸のお尻の動画を、笑いながら撮ってくるらしい。その動画をどうしているのかとりるが尋ねると「見ないよ。汚いし」。
笑いながら嫌がるりるの動画を撮るところから、「汚いし」まで台本に書いたような鬼畜である。

これがpixivなら「我々の業界ではご褒美です」「ドMホイホイ」のタグが並ぶ。間違いない。

……みかこちゃん、こんなこと書いてごめんなさい。


あきな(シーズン2,3)
あんな、りる、みかこが育てた宝。ダンス、歌、存在感、ルックスともに揃った全方位型。
ダンスはずっと格好良い。歌の進歩がすごかった。2017年の春頃に明らかに化けた。それより前はBetter without youを歌うとソロパートでどうしてもTinaと比べてしまっていたけれど、気づくと別の魅力的な声を響かせる、素敵なボーカルに。
白人の血筋による格好いいお尻を持ち、GGLの衣装のブルマーにカーテンをつけたようなパンツ(言い方)などセクシーな衣装も強く健康的に着こなす。
15でFAKYになるためにカリフォルニアから日本に来て、先日とうとう成人しました。胸が熱くなる。


ひな(シーズン3)
avex×小室哲哉先生に発掘された、そんなの可愛いに決まってる。黒髪ぱっつんにした小室先生のセンスはさすが。
ちなみに私が撮影した最古のひなちゃんはこれ
FAKYではきっちりした他の四人の中で唯一、机をぐちゃぐちゃにして物を探すのに時間がかかったり、ズボラなところがあるらしい。ギャップとともに、そういうところを隠さない自然体がとても良いし、そこにビシビシ反論する他のメンバーも含めてFAKYは自然体で良い。
Def willのラップ担当で現BananalemonのLetyとのコンビ推しです。Letyから「私の姫」と言われる仲良し。
オオカミちゃんで頑張ってくれて、FAKYのファンを増やしてくれてありがとうございます。


たき(シーズン3)
目が大きくて人形みたい。ロリータ着てみてほしい。
フィリピンの方と仕事したことあるんですけど、ふわふわしたノリが似てる。実は語学堪能な才女だし、フィリピンでは俳優やタレントしてのキャリアもあるのに、驕らず天真爛漫で、Youtubeも自ら始めてちゃんと更新してるし、すごい人だ。
困ったことがあるとひなちゃんを頼るそうです。姉妹みたいで推せる。
これからもっと知って、思い出を作っていきたいメンバー。


てぃな(シーズン1)
Shima banana で検索すると現在の音楽活動が。
FAKYの才女担当。少し鼻にかかったような声が好きでした。そしてもともと声だけでなく、顔も好きでした。脱退後も、曲作りや歌の様子だけでなく、パリピっぽい写真や、かれぴっぴといちゃいちゃしてる写真をみて、顔を摂取してる。


だいあん(シーズン1)
harukiDで検索すると、現在の音楽活動が。合唱団出身のきれいな歌声に磨きがかかっています。
FAKYのときに雑誌のインタビューで、東方神起チャンミンを尊敬するアーティストではなく「好みの男性」としてあげていて、avexの先輩でもある若いイケメンを好みの男性としてあげることを許すFAKYの運営は最高だな、自然体でいいな、大好きだなって思ったのを覚えています。

FAKYクリスマスイベント、主に制作秘話についての覚書

FAKYのクリスマスパーティーに参加した。

 

下の、ガールズパワー三部作の制作秘話が面白かったので、覚書としてブログに書いておく。

https://youtu.be/Um0Yk3ahDCA

https://youtu.be/It4KVC8oq8Y

https://youtu.be/epOF-7qNZbs

 

会場は青山の神殿もといavex本社。
イベントはメンバーの発案で、飾り付けなどもメンバーが行ったらしい。今年あまりライブを見られた気がしないからとても嬉しい。

そういえば去年も別のサイン会でクリスマスの時期に本社に来たな。某さんも先日、別のアーティストのイベントで来たといっていた。この日はおそ松さんの何かもやっていた。
前に、FAKYのあきなのお披露目となったイベントに当たったときは、レンタル会議室だったのに。他のチェキ会などで前の本社にもいったことあるけど。


建て替えてから本社でイベントをやること多いのかな。
事務所推しのヲタにとってますます神殿になってしまう。


【三部作制作秘話】

FAKYプロデューサーのふじさわさんが登場。
365日、五人のことを考えている、と。仕事のできるお姉様って感じだった。自分はプロデューサーだけど、一人で決めているわけではなく、五人のことをそれぞれ尊敬していて、すべて話し合って決めている、とのこと。

三部作の制作についてメンバーからふじさわさんに質問があれば、ということだったんだけど、みかこが、ふじさわさんはよく電話をくれる、何でも話しているから改めて今質問することが浮かばない、と。

りるは「偉い人なんですよ」なんて冗談っぽく言っていたけれど、ふじさわさんはプロデューサーとして、メンバーはアーティストとして、マネージャーのさとえりさんや、もんまさんも、それぞれが異なる分野のプロフェッショナルとしてリスペクトしあいながら、FAKYを作り上げている、良いチームだなと感じた。(案内してくれた方たちも、みんなわたくしめのようなキモヲタにも優しくて、嬉しくなってしまった。)

FAKYの制作の裏話には、ダサピンク現象みたいな偉いおっさんの勝手な女性像や、ヘテロの男性に恋愛対象として好まれそうな女性像の介入を感じることがなくて、これが一般的な女性アイドルと違うところなのかもしれないと感じたけれど、よそのグループのことよく知らないのでテキトーにいった。すみません。
それでもスタッフには男性もちゃんといて、ファンは若い女性だけじゃなくてイベントに集まったのは男女も老若も半々で、だからメンバーが二度変わってもずっとFAKYが好きなんだなあと思えました。

■GGL
異なるタイプのダンスナンバーを三部作で出すことになり、一曲目を何にするか話し合い、5人になったパワーを感じられる曲ということで、満場一致。
りる「どうやって世界的なダンサーのGalen Hooksさんに振り付けを頼めたのか」 

他にも候補はいた中で、Galen Hooksさんに作ってもらいたいと思い、だめもとでオファーした。誰が繋がっているのか、より可能性の高いルートでお願いする。FAKYのこともわかった上で作ってくれた。
実は三回リテイクしている。コンセプトが90年代なのだが、90年代にしては動作が細かかったため。
りる「はじめの振り付けを見てみたい。全然違うと話はきいている」

りる「なぜ歌詞をかかせてくれたのか」
この曲についてはFAKYのことをよくわかっている人ということで、今回はりるとあきなにお願いした。期待以上のものだったので今後もメンバーの作詞を考えている。

■Antidote
三部作なのでそれぞれ違うタイプのものということで、レゲトンになった。曲は前からあったが、あんなの卒業を控えたときに出す曲ではないだろうと、タイミングを考えていた曲。
りる「去年からあって四人で歌うイメージもあったけれど、(あんなが抜けたあと)ライブをどうしたらいいのかなど悩んでしまっていた。三部作の候補曲として改めてきいたとき、五人の曲だとイメージできた」
PV撮影は四時までかかって、後半は疲れていた。
りる「疲れがPV見てわかることある?」にファンのほとんど「ない」
バイクなどでてくるところは、相模の山の中に移動して撮影した。周りはなにもないのに爆音すぎて苦情がきたらしい。

あんちゃんのセクシーな声で歌うのも想像できる曲であることに、納得。

■New Age
ふじさわさんはもともと倖田來未さんにも関わっていて、FAKYと倖田さんを繋いだのもふじさわさん。
Awichさんもだがガールズパワーを体現している方に歌詞を書いていただいた。そして、倖田さん初の歌詞提供となった。
仙台の倖田さんのライブに五人でいったときは、藤沢さんが五人にペンライトやタオルを買ってくれた。
PVは監督の韓国のGibeak Lee さんに撮ってもらいたかったので韓国にいった。メンバーにも別の場所で撮影することは良い刺激になると思った。

りるは当日は、肋骨を折っていて記憶がない。他のメンバー曰く本当に辛そうだったらしい。

三部作が曲ごとに色がついたのは、作っていくうちにそうなった。
ひな「5人のFAKYではじめに緑色で統一したが、NEW AGEでまた緑を使ったのはなぜ」
(はじめの色との関連は)意識していない、たまたま。ただ、NEW AGEは緑しかないと思った。はじめの緑とは色合いも違う。

メンバーを一言で表すと、ときかれてふじさわさん「愛情って一言で伝えられるの?」ということで、もんまさんが代打。

りる:天才肌

みかこ:芯

あきな:クールに見えて一番面白い

ひな:天然あざとい

たき:天真爛漫(意味わからないというたきちゃんに、りるが「あとでグーグル先生にきこう」)

このあとのメンバーへの質問コーナーで他のメンバーについて語ったときも含めて、努力が必ず報われるわけじゃない世界だから(どんな職種もそうだとはいえ)当たり前なのかもしれないけど、努力や一生懸命や真面目を美徳としてあげないところがすごく好きだった。

おまけに
ふじさわさん:美魔女
これには、りるが、ふじさわさんの肌がきれいで隣にいたくないとかいうと、「金かけてるから!」と言っていて面白かった。
もんまさんは穏やかそうな方だったけど、りるちゃんいわくたまに毒舌で、インスタの写真をみて「汚い机写さないで」ってビシッと言ってくれたこともあるらしい。


【メンバーへの質問コーナー】

私としては、たきちゃんのことを知ることができたのが良かった。
他の四人は、ひなちゃんは元Def willだしキャラがわかりつつあったけど、たきちゃんは急に現れたフィリピンのTVスターで語学も堪能なすごい人で、お人形のような可愛さが目の保養で、異文化育ちっぽいテキトーさを感じると仕事でお世話になったフィリピンの方たちを思い出しつつも、FAKYに入って何をしているのか謎の残る子だった。

メンバーの好きなところを隣に座っている人についていって言ったとき、たきちゃんはひなちゃんについてだったんだけど、まだ色々わかっていない自分に、これはしてはいけない、ということを、じっと目で伝えてくれるのが好き、と。道に迷ったり困ったことがあるとひなに連絡しているらしい。
新メンバー二人が姉妹みたいで良いですね。
逆にりるがたきの好きなところを言ったけど、顔が小さいとか目が大きいとか、あとは末っ子でこんな(天真爛漫な)かんじだけど、気がつくと話をまとめてくれるようなところ。

機嫌が悪いとタカコが出てくる。ごきげんななめモードを、たきちゃんの本名、たかこさんと呼んでいるらしい。 

 

他のコーナーもどれも楽しかったですが、簡単に。


【ぬきうちダンス対決】

思い出せないときの対応に個性が出てた。
あきなの、とりあえずウェーイ!とのっておくのが面白かった。


【クイズ】

四組にファンをわけて対決だったんだけど、メンバーがローテーションで一人ずつそこに加わって一緒に回答。残りのメンバーについてのクイズなので、出題メンバーとの関係性を感じて楽しかった。
全員とコミュニケーションがとれて、みんな良い人で、ますます五人のことが好きになってしまう。

 

【抽選プレゼント】

大事にします!

橘佳奈×長谷部優のライブでeternal dreamを感じてきた

2019/10/26土曜日に、橘佳奈さんと長谷部優さんのライブに行きました。
dreamの初期メンバー三人のうち二人による、dream20周年の特別なライブ。

公演の名前は「Eternal dream」。

dreamと私については、こちらのブログを読んでいただくとして。
内容が気持ち悪くて長いけど、このブログも気持ち悪いから大丈夫(?)。http://qoomk.hatenablog.com/entry/2018/01/04/175732

 

dream関連の現場は、今年の1月の佳奈ちゃんのソロライブ「スナック橘」に優ちゃんがゲストに出たとき以来です。
その間に、静香ちゃんのファンクラブイベントに当たってチケットも持っていたのに、当日に仕事で行けなくなって病んだりはした。

dreamは二十年間で何度も編成や傾向が変わったせいか、各々のファンが、自分が推してた時期こそが本物で最高のdreamだと盲目的に思っていると感じることがある。あまりに強すぎる主張をみかけると、他の時期もメンバーは活動していたんだよ……と引くことすらあるけれど、おそらく自分も人のことは言えない。
そんなわけで、私にとってのdreamは佳奈ちゃんと優ちゃんがツートップ、エースが紗也加ちゃん、彩ちゃん、麻未ちゃん、静香ちゃん、絵里恵ちゃん、莉沙ちゃんもいて、少しずつ上手くなるし、キャラクターや関係性はみんな魅力的、みたいな状態。
三人時代の曲は、オリジナルアルバムよりも7人のときのセルフカバーの方をよく聴いている。ライブで耳が慣れているから。

佳奈&優は絶対的な二本柱だったから、初期3人時代からのファンには当然だと思うが、Dream Worldで流れ着いた私にとっても特別だった。
二人は新規メンバーの先輩としての経験だけでなく、その時点では圧倒的に実力があった。だから経験や年齢だけでない説得力があった。それでいて奢ることなく他のメンバーをまとめ上げ、グループは仲が良さそうで、素敵な先輩だった。
(メンバーは辛かったかもしれないけどdreamの歌割りが均等でなく容赦なく歌唱力で決まってるのも好ましかったんですよね。その前に好きだったFolder5が、はじめAkinaちゃんが一人で歌っていたんだけど、テコ入れか他のメンバーも歌うようになってみたら、別にAkinaちゃんが他より特別に上手いわけじゃなかったという事実に運営への不信感があったから……)

一月に十年以上ぶりに優ちゃんの歌を聞いたときに、衰えていない歌声に驚いた。声量も音域も音程もリズム感も、久しぶりに歌手として歌っているとは思えなかった。舞台の仕事をしていたのだから予想しようと思えばできたんだけど。三十代になって艶っぽさも加わって、ますます素敵な女性になっていた。
佳奈ちゃんも、その間は一回しかライブに行かなかったから、その記憶以上にきれいな人で見とれた。軽快なトークとのギャップも素敵。ただの素人じゃない人の三十代は若い頃よりもずっと魅力的だ。歌はもちろん好きな歌声や表現で、この歌があったからdreamを好きになったことを思い出した。他の佳奈ちゃんが一人で歌ったカバー曲にも聞き惚れた。
dreamの曲は、二人共、高音の曲も当時と同じキーで歌ってくれて、それが気持ちよくて、すぐにdreamのライブが楽しかったことを思い出した。
そのときは二人が並んで、二人の声が重なるだけで感無量で、十年前より涙もろくなったおばさんの私はぼろぼろに泣いてしまった。二人で始めに歌ったbraveを聞くと泣ける日がしばらく続いた。

そして今回の20周年の佳奈ちゃん&優ちゃんのライブ。
一月の夢のようなひとときから、思っていたよりも早く機会が訪れた。歓喜してチケットを予約したものの、公演が近づくにつれて楽しみすぎて緊張感が増していた。
とりあえず一月は泣きすぎてウォータープルーフのはずのマスカラが涙で溶けて惨事になったので、うちにあるものではオリーブオイルでしか落ちないRMKのマスカラで装備して会場に向かった。

一月はしんみりというか、ただただ感動して聴いていたGet Overからライブが始まった。今年二度目の余裕なのかわからないけど涙は出なくて、かつてと同じ掛け声や拳が会場中からあがって、私も十年ぶりだけど自然に体や喉が動いた。若い頃にしていたスポーツは体が覚えている。
すごい楽しい! 二人しかいないけどdreamのライブはやっぱり最高! って高揚したんだけど、二曲目の一月には歌わなかったBelieve in Youでじわりと涙が込み上げた。佳奈ちゃんが当時のマネージャーさんが来ていて、姿を見て泣けたといっていたから、移ったのかな。明るいBelieve in youで泣くと思わなかった。RMKのマスカラで行ってよかった。

セットリストは三人時代の曲が中心で、佳奈ちゃんが神がかって格好いいHot Stuffのカバーもあり(一月にも歌ってた)。
avexが本気で作った良い曲を、上手さだけでなく歳を重ねた深みを加えた二人が思いを込めてたくさん歌ってくれて、本当に良いライブを見た。
良い曲というのは、メロディーや歌詞だけでなく、編曲も印象的であることが不可欠だと思うんだけど、dreamの曲もそう。バンドのふーみんさんたちが、原曲のアレンジを再現してくださって、あのフレーズやあのフレーズも聴けることへの興奮もすごかった。
そしてもちろん、あの頃の、アイドルdreamの楽しさもちゃんとあった。dreamのライブの、こういうところが好きだったんだと思い出しました。

二人だけなのが寂しくはあったけれど物足りないわけじゃなくて、二人で作る世界はちゃんとdreamで、完成されていて、満たされたので、他の七人もいたら更に力強く楽しいだろうという期待です。

でもライブの前は、麻衣ちゃんの話をきいても、他人事のように思えてしまうのかなと不安があった。
案の定、MCでは麻衣ちゃんの話がたくさん出たんだけど、二人や、dreamを作るものとして、私も楽しく話を聞けた。
私が好きになってからのdreamも麻衣ちゃんの歌詞をずっと歌っていたから、本人がいなくてもずっとdreamには麻衣ちゃんの世界があったから、人柄を感じる話題にも親近感を覚えた。歌詞だけじゃなくて、佳奈ちゃんと優ちゃんの中に残っているものもたくさんあったんだろう。
アンコールでは麻衣ちゃんがこの日のために書き下ろした曲を歌ってくれた。麻衣ちゃんの思いを乗せて、優ちゃんと佳奈ちゃんの声で歌われると、dreamの新曲としてしっくりきた。
私が好きだった時期のdreamは、三国志で喩えると、劉備関羽張飛がいて、さやぽという趙雲がいて、孔明は彩ちゃんかな。他の武将も育っていた。劉備はもう戦場には出ないけれど影響力を持って存在していたらしい。劉備も圧倒的存在感でそこにいた。女子力が低いので三国志で喩えてしまう。
三人時代のライブを見たことがないから、呂布赤壁の戦いも知らないけれど、歴史は続いていたし、私がファンを降りた後もそうだった。

新メンバーの話もしてくれるといいなあと思っていたら、佳奈ちゃんが「あの子たちも(今日の二人のライブを)応援してくれてる」と言っていて、サラッと出た「あの子たち」呼びに、か、かなちゃ……! I love dream……!!!と興奮しました。
20日だった佳奈ちゃんのバースデーケーキのサプライズが、イラストが彩ちゃんが描いた似顔絵なのも嬉しかった。優ちゃんの画伯な絵でも面白かったと思うけど……。

特に嬉しかったのが、麻未・静香・彩の三人だけがメンバーとして名前を残したと言っても実質解散したdreamについて、「(佳奈の音楽活動や優の舞台俳優の活動だけでなく)みんながそれぞれ活動しているから、今も続いていると感じた」と言ってくれたこと。
それをきいて、グループ最後の三人が名前だけ残した意味を初めて感じた。きっと三人がいなかったら、dreamは過去になっていて、今回のEternal dreamという名前のライブも実現しなかったかもしれないとすら思った。
はじめに名前だけ残すときいたときは、EXILEですでにやっているステージは降りたけれど脱退はしていない商法と同じかもしれないけど、それだって実質解散だし、意味わからない何の気休めなんだろうかと、あまり好意的に思っていなかったけれど、最終メンバーではない佳奈ちゃんがそう言ってくれたことで、本当に気が休まってしまった。
dreamは終わっていないと感じられた。そして、グループとしての活動がなくなったことで、九人全員がdreamでいられる。
そして、ただ永らえるのではなく、佳奈ちゃんも優ちゃんも歌声は進化していた。ライブを見ることがある静香ちゃんもそうだ。他のメンバーも、歌をやめたけれど別の活動をしているメンバーも、若いときにはなかった味がこれからますます深まって、上品な意味での色気も増していくのだと思う。
Eternal dreamというタイトルで二人が、九人が伝えたかったことが、それで正解なのかはわからない。けれど答えが提示されなくても、違っていても、自分がそう感じたことを大切にしたい。

夜の部のアンコールで、麻衣ちゃんとの新曲、そして最後は名曲Heart on waveで、このライブが終わってしまうことに涙した。それぞれ感情は異なるだろうが、あちこちで涙を拭ったり鼻を啜る様子が見えた。
しかしダブルアンコールで特別に、本編の最後にやったmovin' onをもう一度やってくれた。おなじみの掛け声や振り付けは染み付いているから自然に出てくる。あの頃と同じように、楽しい気分でdreamのライブを終われて良かった。

このライブを開催してくれて本当にありがとう。最高の一日でした。

 

翌日にカラオケで、ライブでやらなかったdreamの曲ばっかり歌ってきた(佳奈ちゃんが自身が書いた詞を思春期の若気の至りと黒歴史扱いしていたAnswerも)けれど、多くて歌いきれなかった。他の曲もいつかまた生で聞けたらいいなあ。
HideawayとtransitとPUREがききたいです。Our Timeで腕をぐるぐる回すのもやりたいし、La Mascheraは今の年齢で歌うともっと格好いいだろうし、MCで聴きたい曲をファンにたずねたときに優ちゃんが「マニアックだね」と言って1フレーズ歌ってくれたLove is Powerのマニアックさも感じたいし、STYさんの曲が好きなのでTo The Topも聴きたいし、甘い毒薬も、もう全部ききたい……

 

あとさ、E-girlsの公式サイトなどではラスト3人のメンバーが加入してからの年数で「dream17周年」言っていて、私も三人時代は知らないからそっちのほうが実感はあるんだけど、たとえ該当者がいなくても三人時代からの積み重ねがあってその17年もあるんだから20周年と言われた方がしっくりくるなあ。
わざわざ17年と主張しなくても、彩ちゃん、麻未ちゃん、静香ちゃんを軽視することにはならないから、20周年でいいのでは。(去年の年数で書いてたの修正した)

2018年だから16周年っていってるけど、静香ちゃんソロのI love dream worldを貼るね。ほんと歌うまくなった……と未だに老害じみた感慨を抱くのやめたい。ヒマワリを新Movin' on(ライブでの立ち位置が)って認識するのもやめたい……。

 

Dream Shizuka (DANCE EARTH PARTY) / ヒマワリ / I love dream world〜世界中のしあわせを歌おう〜 (#myplaylist)

www.youtube.com

2018年の現場の明るい思い出

楽しかったことを軽やかに書きます。大体がavexから曲を出している歌って踊るグループのことです。

主にメインの現場についての、ねっとりした気持ちの悪い思い出は、元気なときがあったら書きます。エーエーエーとか……

 

lolに出戻りする

何も面白い話じゃないんですけど、ヲタ活の明るくも私にはわりと重要だったできごととして、ジャブ程度に。

いつからの出戻りかというと、デビュー前に毎週出演していたトライブクルクルのアニメは完走した。Fireのリリイベは行った。

けど、そのあとは在宅で鑑賞、たまにリリイベにいくくらい。あとSNSを眺めて、顔が強い、男女混合でキャッキャ仲良くて強くて最高に可愛い、と楽しむ。そんな在宅だったんですけど。

ice creamのPVに瞬殺された。
ちょうどいいタイミングで、彼らが出なくてもチケットを持っていて行く気満々だったGirls Showerというイベントの一回目に追加で出演したから、ライブを見られたんですよ。

FCに入って、ツアー行って、出戻り完了。

 

認知も何もない有象無象のひびきちゃん推しなんですけど、メインの現場となって六年目くらいの(ただし活動休止や私のペットロスで間がけっこう開く)FAKYとのツーマンをFAKYのその前のツーマンで発表したときに、Tfalのように瞬時に沸き立った姿をFAKYのメンバーにしっかり見られていた。物販でりるちゃんには小悪魔のようににやにやとからかわれ、みかこちゃんにはドSが過ぎる仕草でキレイな指先でフライヤーの角を摘まんでドSに微笑んで手渡されたため、私の心のドルヲタおじさんが歓喜して、二人に紐を付けられて公認でlolの現場にでかけている気分なのでおじさんは幸せです。

ツーマンもいろいろ最高すぎたな。あんなちゃん含めてFAKYとlolがこれからも仲良くあってくれ。(ふぇいきーについてはまとまって書けるほど消化してないから五億年経ったら書くかもね)

 

■中年のLDH離れかもしれない

去年DEPのためにEGFCに入った話をしましたよね。

dreamにさようならを告げた話 - みっともない掃き溜め

解散なのか休止なのか静香ちゃんうささんてつやさんの三人のグループはなくなるときいて、寂しいし、それ以上に勿体無い。うささんのプロジェクトの一部とはいえ、グループとして良い関係が成立していて、近頃の男女混合グループが増えてる中で本命の一つだと思ってたのに。実力も華やかさも、若手がここまで育つのは大変なのに。

今年のDance Earth FestivalはEXILEのあつしさんがヘッドライナーだった日にいきました。同行の友達がEXILE一章のファンで、ベビネの三人の登場から泣き崩れていて、いい話だなあって思いながら見てた。ヲタ活で悲しいことがあっても、推しの一人一人を信じて待っていればいいことあるかもしれない、何事も。(実はDEP終了のお知らせと、元dreamの佳奈ちゃんのライブに優ちゃんが出て十年ぶりに一緒に歌うというお知らせが同時期で、半端な時期のドリヲタの私は混乱状態に陥った)

DEPやLeolaちゃんはじめライブはどれも楽しかったんですけど、やっぱりDEPがめちゃめちゃ好きだったんですけど、一番LDHのこのフェスじゃないと実現できなそうと思ったのは、Full Of Harmonyと、EXILE ATSUSHIを同じイベントで続けて見られたことですね。
クラブ界隈で知名度があって歌が上手いといえばFOHだし、JPOPでルーツがブラックミュージックぽくて知名度があって歌が上手いといえばあつしさんだし、夜の帝王と昼の帝王の共演みたいな期待があった。だって、両方を呼べる状況だとしても、呼ぼうとするイベントがなさそう。LDHすごい。

FOHはDJ大自然さんや上條頌さんのいるフルバンドで、野外でめちゃめちゃ気持ちよかったです。初めて見ると言う友達も歌の上手さに感動していた。その次の出演のあつしさんは、生で歌を聴くのが初めてだったので、まず、テレビで聴く声だ〜〜!!って思った。声がキレイで胸に染み入るようだし、しっとりとセクシーな御仁だった。

(余談だけどFOHのステージの袖で、DOBERMAN INFINITYのかずきくんや、GSさんに連れてこられた彼らが育ててるグループの男の子が真剣に見ていて、あとE-girlsのその日の出演はなかった子に見えたけど詳しくないからわからないきれいな子もノリノリで可愛かった)

いい思い出です。

DEPほんとライブも曲もメンバーの雰囲気も好きだった。もっとライブを見たかったけど、活動してくれてありがとう。これからも誰かが歌ったり踊ったりして曲を葬らないでほしい。
LDHへの課金額が減っても、Leolaちゃんのライブはたまに見たいな。静香ちゃんのソロはまず曲の傾向を見て趣味に合うかですね。

 

あと今年のLDHは、推しまくってるFAKYとBananalemonをピックアップしてくれたため、三代目のELLYや臣くんのソロの曲を聴いたりライブを見ることができて、どれも素敵だった。三代目は未だに好きなアルバムがMIRACLEとかいってる老害なので、最近の曲もちゃんと聴きます。


■初めての能動的K-POP

a-nationで見たBlack SuitとScene Stealerまた聴きたさに、友達に誘われたなどではなく、初めて積極的に韓国アイドル(※SUPER JUNIOR……今更……)に触れました。東京ドームのワンマンの初日のセトリを見て、二日目のライブに行きました。エイネの放送のダイジェスト版には、どっちの曲も入っていないから、今を逃したら二度とライブで聴けないかもしれないと思って。

初めて自分からK-POPに近付いてみたら、色々と衝撃的でした。

 

1.中古で(ごめんなさい)上の二曲が入っているアルバムを買ったら、B5サイズの鈍器みたいな写真集が本体だった

2.薄めの顔の美男子を覚えるのが苦手だけどワンマンライブ中に頑張って全員覚えたのに、写真を検索するとメイクと髪型が違ったりすっぴんだと別人の上に、不在のメンバーの写真も出てきて、大混乱

3.ならば声で覚えようかと思ったが動画を見るとスケジュールの問題なのか同じパートを別の人が歌っていることがある

4.2と3の理由により、ライブ中に顔が好みだし声も可愛らしいからと推しに定めたメンバーをも見失う

5.エイネでは全員部屋着みたいな衣装を着ていたが、ワンマンではちゃんとした衣装を着ていてヘアメイクも完全体でかっこよかった。というかなんで部屋着でフェスに出たの

6.韓国の男性グループでもメンバーがアラサーくらいになるとファンも落ち着くのか、曲の最中に歓声で曲をかき消さないから、知らない曲でも楽しめるのかもしれない

 

カルチャーショックの連続で、どうしたらいいかわからないままのことが多いのですが、新しいものに触れるのは楽しいです。

ライブはベテランの安心感がある楽しさだったし、主目的も果たせるセトリで、行って良かった。
全員で歌ってるのに安定してるな~って思ったけど、勝手な推測なんだけど、この人たちは全員が最初から上手かったんじゃなくて、二・三人は最初から上手い人がいたけど、何年もかけて全体が底上げしていったタイプじゃないですか? 最初から上手い人も、全体の調和を大事にしていたグループじゃないですか? 個性はあるけど、くせの強い歌い方や声の人がいなくて、初めてでもとにかく聴きやすいから、そんな気がする。

  

1の、エイネ以降にヘビロテしてる鈍器もといアルバムは、PLAYっていうアルバムです。全曲、良かった。どうやらスジュさんはここ数年の曲が私の好みに合っているっぽいです。
元々友達がファンなので、グループの名前とコメディアンみたいなグループだってこととドンヘさんウニョクさんがいることくらいは知ってたけど、曲は知らなかった。だけど、今年、Black SuitとScene Stealerをやるフェスで出逢えて良かった。
日本のアイドルっぽい男子グループに詳しい人向けにPLAYを説明すると、Da-iCEPrizmaXを混ぜてボーカルを増員したような曲調のアルバムなので、その界隈が好きなら、K-POPに馴染みがなくても聴きやすいと思うので、是非。まずはサブスクで。

 

■SKY-HIさんとTGM

AAAはメインの現場で、現在の推しは日高君ですけど、SKY-HIさんについては明るい思い出ダイジェストに書いてしまおう。

なぜならここ数年ほど、音楽性という趣味の問題で、彼の現場を干している。今が好きなファンの人が読んでたらすみませんが、相性だけの問題なので何も悪くない。悪口ではない。

日高君が物事に取り組む姿勢はずっと好きだし、ラップも好きだし、発言も好きだし(内容に共感できないときでも発信していくところが好きだし共感できないファンにもその内容について考えさせるからすごく意義のあること)、顔が可愛いし、色々面白いし、可愛いし、好きなんですけど、曲の趣味だけは仕方ない。ライブで好きなアーティストと共演してついでに見られるときなら、趣味に合わなくて普段は聴かない曲でも、新鮮で楽しいんですけど。推してるのに課金しきれないことだけは、本当にごめん。

 

そんな状態でTGMにいったんですよ。トーキョーガールズミュージック…フェス? 主目的は幕間だったFAKYとlol。 SKY-HIちゃんもついでに見られて嬉しいな、みたいなかんじ。

そこにDa-iCEも出てて、SKY-HIとSuper Fictionをやってくれて、初めてライブで見たから、その日一番の奇声を上げた。すごく嬉しかった。干してるわりに、彼の初めてライブをみる曲でこんなに喜べたんだなって、自分に驚いた。

それはサプライズだったので、別の曲をやるかのような前置きや映像の茶番があった。司会のSWAY君もしれっと茶番に付き合ってたけど、みんな旧知の仲だし、打ち合わせ楽しそうだね。などと考えてしまう余地もあった。自覚よりも日高君のことを好きなままかもしれないと気付いた。

馴れ合い感だしてるSWAYとSKY-HIもクラブの頃の絡みを思い出したし、SWAY君の清水翔太君へのコメントがただのヘッズで可愛かった、と書いたところで、SKY-HIの現場に一番いってた頃を懐かしむのはやめよう。

(ちなみに今年ソロが復活したSWAY君のソロのワンマンにいったんですけど、前のアルバムの、もちろんその曲自体は知ってたけど、ビートもフローもその頃の日本語ラップの雰囲気そのままで、懐かしさで死にかけた)

 

このTGMは、JYJの一人、ジェジュンがトリだったので、ドキドキしてたんですよ。五人の東方神起がごたごたしてからの数年、a-nationでトラブルの片鱗が見えて面倒臭いというか、とりあえずまあ、今は落ち着いてよかったけど、共演してどんな雰囲気になるんだろうって野次馬的に楽しみだった。

かなり前に日高君がラジオで、東方神起のみんなは同世代でいいやつだ、みたいなことを話していた記憶があるのです。まだ五人だったときです。日本でのデビューはAAAと同じ頃で、a-nationでははじめはどちらも、始まったら観客が一斉にトイレに立つような扱いだったのに、ブレイクしてよかった。

その後のa-nationでのJYJになったり東方神起になったりはぐぐって……もらえればいいけど、特定のアーティストに肩入れした誰かを悪く言うものが引っかかりませんように。

そんなゴタゴタで、JYJの方々とavexは腫れ物のような気がしていたのですが、多分もともとはJYJの方がavexに推されていたからAAAのメンバーとのブログなどでも絡みもそっちのほうが多かったのです。大人の事情で決裂した友達との共演のようなもので、確かに仲が良かった頃もあるんだから、大人の事情に負けてほしくないなあとか思ってた。

なので、日高君がMCでジェジュンの名前を出したとき、感動してしまった。ジェジュンLDHのファンが多くて日高君はアウェイ気味だったから、盛り上がってジェジュンを迎えようぜ、みたいな煽りで。SWAY君やドーベルマンの名前も出した流れの一部だったけど、大人の事情があったジェジュンのことも普通に呼んだから、ああ〜日高君のそういうとこ好き〜〜〜!ってときめいた。まあ、実際はタブーも何もないのかもしれないけど。ただの妄想だけど。

 

SKY-HIさんのことが好きだなあって再確認したので、はやく現場に戻りたい。

今年のホールツアーは久しぶりに趣味に合ってて楽しかった。フリーで出したアルバムも良かった。そろそろ戻れるのかな。 

 

■今更あれこれデビュー

今年チェキのためにチェキを買うことをデビューしてしまった。別のものを買ったときのおまけではアイドルさんやアーティストさんに撮っていただいたことがあったけど、これまで、チェキを単体で売ってる推しに通っていなかった。

だけど今年、とうとうチェキ単体を売るお気に入りができた。一緒に女性限定のイベントに行った友達が、地下じみた若手俳優などでチェキ慣れしていて、チェキ撮ろうよって軽くいうから、私も軽率に撮ってしまった。なんか、意外なほどに、楽しかった……。可愛すぎて、緊張はするけど。こんなキモヲタなのに、すごく優しくしてくれる。

CHERRSEEのYUMAちゃん、チェキ大事にします。

 

というか女性限定の女性アーティストやアイドルのイベントもそれが初めてだったんだなあ。歴代の推しは女性グループの方が多いのに。
平均身長が低いので見やすくて良かったし、魅力的な女性たちを女性だけで独占する喜びがあった。

そのイベントを主催していたのが、去年の始めに知ってから大好きなcolor-codeなんですけど、予定がわからないから当日券で行こうとしたら完売していたりで、満足いくほどに現場にいけなかった。行けた現場はどれも楽しくて昂揚したけどもっと会いたい。

来年こそは。

dreamにさようならを告げた話

昨年、E-girlsのファンクラブに入会した。
a-nationで見たDance Earth Partyが良かったからだ。
静香ちゃんがセンターで、仲の良さそうな男女混合ダンスボーカルグループという直球で好きな物で、曲も丁寧に作られたと感じるバラエティ豊かなダンスナンバーで好みだ。
元々、静香ちゃんの声も好きだ。

そして、日が落ちてからの出番だった、ヘッドライナーのAAA、三浦大知君、Da-iCE、そして静香ちゃんだけだがdreamの四組が、初めて夜の時間帯に出られた喜びをMCやSNSで語っていた。(同じく夜だったEXOのメンバーのコメントは知らないがライブはとても楽しかった)

私は今はAAAのファンだが、出会った頃はdreamのファンだったので、dreamと同じライブハウスのイベントで見ていた。舞台に一緒に出ていたこともあったAAAとdreamが活動から十年以上経って初めて夜のa-nationに出られたことに胸が熱くなった。どちらも活動は長いのに、E-girlsも、昼間にしか見た事が無かった。

そんな感慨があって、その後またDance Earth Partyを彼らの主催フェスで見て、もっと近くで見たいと思ったのでファンクラブに入った。EXILEのファンクラブでも同じ先行の権利はあったが、DEPの推しが静香なので、迷うことなくE-girlsのファンクラブを選んだ。(Flowerも曲や鷲尾ちゃんの声が好きだからライブに行ってみたいとか思っている)

 

出戻りなので、未だにメンバーの名前を漢字で書いてしまうし、未だにdreamを全て小文字で書いてしまう。
漢字で書く理由は、優ちゃん、莉沙ちゃん、そして麻衣ちゃんと並べたときに違和感があるからだ。

私はdream・DRM・Dreamのファンだった。

そして、理由があって、ある時期からのDreamが苦手になって、E-girlsも正視できなくなった。
LDHに移籍してからのすべてが嫌だったわけではない。EXILEなどのLDHの男性アーティストも、好きか嫌いか無関心かに分類するなら、好きに入るだろう。

 

その状態からの出戻りである。

苦手な時期のDreamに触れたり、avex時代を知らないファンの優ちゃんやすぐ隣にいたSweetSのメンバーに無知なコメントを見るたびに、SNSでネガティブなことを吐くのが嫌になった。文句だけは言いたくなるが、E-girlsにCDレンタル程度しか課金していない私よりも移籍後のファンの方が偉いことなんてわかっている。
だから、このブログに私にとってのdreamを全て綴って、スッキリした気持ちで出戻りたいと思った。

 

ここに書くのは、古参でも新規でもない、ある時期にdreamが好きだった私個人の思いだ。もし同じファン経歴のファンがいたとしても、私と同じではないだろう。

なんといっても、脱退したメンバーを含めて、dreamのメンバーの思いは違うこともわかっている。

一歩引いて、芸能人から公式に発信された情報は本人だけのものではなく、また、ファンの数だけ姿や思いがあるという、一般論を念頭に置いて、一個人の意見として誰かに読んで貰いたい。
誰かに押しつけるつもりはない。
長いので、どこかで切り上げてもいい。

 

 

前回のAAAについてのブログでも書いたが、私がdreamのファンになった理由は、その直前に好きだったFolder5の消息が途切れたからだ。

あの頃の女性アイドルオタク界隈は、ハロプロファンと、それ以外の二つに分かれていたように思う。
「それ以外」の中でも事務所などで細かな区分けはあったが、事務所がライジングでレコード会社がavexFolder5のファンだった私は、avexのグループも隣接グループとしてチェックしていた。当時の2ちゃんねるなどを思い出すと、そういう人は少なくなかったので、話題がついでに入ってくるのでチェックもしやすかった。

dreamといえばエイベックスが大々的にオーディションをして始めた三人組グループで、売れっ子作家の曲ばかり歌っているグループだった。テレビにも始めの頃はよく出ていた。
しかし、いまいち売れないまま、一人減って、六人増えて、八人になった。

ネットでは「モーニング娘。かよ(笑)」とバカにされていたように思う。当時のモーニング娘。は今のように実力派で売っているわけではなかったから、「それ以外」のグループを推しているオタクたちには、モーニング娘。と違って実力派を推しているという、客観的には大したことの無いプライドがあった。

Folder5からdreamに移ったのはその頃だ。
オタクとして応援して楽しんでいたFolder5の活動の気配がアルバムを二枚出してからなくなってしまって、ヒット曲もあるのになあ、と理不尽や悲しみを抱いてはいたが、こうなるとまた活動することはないと、他のグループの様子を見て諦めていた。

だから、次の推しの候補として、半ばヤケクソで「モーニング娘。かよ(笑)」と話題だったdreamのアルバム「Dream World」を聴いた。
それが、とても良かった。カバーアルバムだが、ディスコナンバーにきれいに統一されていて、佳奈ちゃんや優ちゃんの歌声もちゃんと堪能できた。

増員したdreamは、アイドルのようになってしまって、売れっ子作家たちも降りて、作詞の要だった麻衣ちゃんも脱退して、聴くに堪えない曲ばかりになっているというイメージを抱いていたので、意外性もあって、そのアルバム一枚でファンになった。

その頃は8人だったが、企画「ID」の後で莉沙ちゃんが抜けてしまった。しかしこの頃は悲しみを引きずるほどdreamに深入りしていなかった。
それでも今、SNSやブログで他のメンバーが莉沙ちゃんと会った話をしていると嬉しいし、莉沙ちゃんの脱退について涙ながらに語る麻未ちゃんの映像を改めて見ると、胸に込み上げるものがある。

 

8~7人の頃の曲は、アルバムやミニアルバムごとにコンセプトがあって、丁寧に作られた、むしろ3人の頃よりも私の好みに合うものだった。どちらかというと、楽曲寄りのファンだったように思う。

そして、佳奈ちゃん、優ちゃん、紗也加ちゃんの歌が上手くて、声もそれぞれ違って魅力的だった。

Folder5と違ってワンマンライブがあるのも嬉しかった。ライブにいけば生歌もちゃんと聞き応えがあって、佳奈ちゃん・優ちゃん・さやぽのいるdreamはボーカルグループとして無敵だと思っていた。
古参ファンは麻衣ちゃんのいた頃の方が良いと言うかもしれないが、あいにく私はその頃のライブを見た事が無いので何も言えない。
dreamはビジュアルも良かったので眼福だった。ライブでも楽曲でも写真でも楽しさを貰えた。

2005年に男女混合のAAAがデビューして、avexのライブイベントでdreamと共演することがあった。AAAのにっしー・直也君・宇野ちゃんの三人の歌唱力を否定するファンはAAAの懐古主義者にもいないと思うが、まだこの頃は直也君以外はdreamのメインボーカルの方が圧倒的に上手く聞こえた。声はこの頃から魅力的だったが。

他のメンバーもだんだん上手くなっていって、特に、静香ちゃんの声が好きだった。

楽曲と実力主義を気取ってドリヲタの私が始まったが、みんな可愛いと思っていたし、ライブでは全力でヲタ芸のようなことをしていた。今でもMovin'onを聴くと、メンバーの名前を呼ぶ声もハートを作る振り付けも自動的に出てくる。
メンバーを知るうちに、佳奈ちゃんと優ちゃんを信頼している他のメンバーや、彩ちゃんと麻未ちゃんの仲の良さなど、メンバーや人間関係もどんどん好きになっていった。

dreamのことが大好きだった。

 

当時のdreamはワンマンライブを東京以外でも開催していて、ライブハウスにしては大きな会場で行われ、多くのファンが入って盛り上がっていた。

だから、ダンスボーカルグループとしてのdreamの活動がどんどんなくなっていって、フットサルばかりやるようになったときは、どうしてなのかわからなかった。(芸能人フットサルリーグにTeam dreamとして参加していた)

ライブなどの規模がいつまでも大きくならないことには気が付いていたが、avexにとってそれがダメなことだということがわかっていなかった。
これだけビジュアルが粒ぞろいで、なんといっても実力があるdreamだから活動は存続すると信じていた。

かつて鳴り物入りの三人なのに、増員という思い切ったてこ入れをされてしまったことから、avexの無情をとっくに知っているファンもいただろうが、私は三人時代のことはよく知らない。

ただただ、なんでまたフットサルなの? ライブをやってよ! とavexに不満を抱いていた。

 

正直、なんとなく、dreamに華がないことに気が付いてはいた。

誰かと共演すると、なんとなく、地味に感じる。AAAの宇野ちゃん・千晃・ゆかりより地味に映るのは、AAAの女子は当時はギャルだからだと考えていたが、それだけでもない。dreamもえりえーるの当時の茶髪ギャルのメイクはとても好きだが、絵里恵ちゃんの人柄もあってかふんわり可愛く見える。
センターの長谷部優ちゃんほど美しくて歌も上手くて完璧なセンターはいないと思っていたが、なんとなく、未亡人のような陰がある。

ただ、その界隈の他のグループよりも実力があると感じられることだけが、ファンとしてdreamを信じられる拠り所だった。
だから2ちゃんねるなどを見ると、他の活動があるグループについて、下手なのに、ブスなのに、とやっかみの書き込みをする人までいて、なんとなくファンがクオリティを拠り所にしすぎて面倒なことになっているのを感じていた。
しかし、クオリティしか拠り所がなかったのだ。

この頃の私はdreamが飼い殺しにされることに不安を覚えるばかりで、内部でどんなことが起こっているのかもわからず、何をすればdreamの活動が増えるのかもわからなかった。

 

Folder5だけでなく、若い女子のグループが数年で消えてしまうことは珍しくなかったから、こんなに実力があってビジュアルも良いdreamもこのままそうなってしまうのかなと、なんとなく諦め始めた。
解散をはっきり告げられるならまだ良い方だ。というか、解散を告げないのは悪でしかない。

 

しかしdreamは事務所をフィットワンに移籍して、名前をDRMに変えて復活した。
ボーカルグループとして活動すると聞いて、実力を信じていた私は歓迎した。

だがDRMは本格ボーカルグループであることにこだわり、これまでの可愛らしい衣装を捨てて、黒い衣装で踊らずに歌い始めた。
楽曲は良い物だった。
しかし、歌が上手いだけの地味な集団になってしまったDRMを見て私は絶望した。

そのときに初めて妹がDRMのライブを見たのだが、「バックコーラスかと思ったら、そのまま歌い始めた」と言われたことに何も反論できなかった。

明らかにDRMのこの路線はダメだと、続けられないと感じた。死にかけの、延命措置にしか見えなかった。

なんとか戦略を練り直してくれないかと願った。
しかしアイドル路線では、私には現場の盛り上がりから人気があるように思っていたが、avexとしては失敗しているのだ。

何をすればdreamが盛り上がるのか、こんなに魅力的な彼女たちのことを多くの人に知って貰えて、私がずっと彼女たちの笑顔や歌に元気を貰い続けることができるのかわからなかった。

 

そして案の定、DRMの活動がなくなっていった。

もう、だめだと思った。何せ二度目だ。
初期からのファンには三度目だろう。

そして完全に音沙汰がなくなった頃、私はAAAに移った。
dreamの追加メンバーと同様に、dreamの初期メンバーの妹分・弟分のような存在だったので安心感があった。
男女混合のFolderでダンスボーカルグループの魅力を知ったので、男女グループなのが魅力的でもあった。女子は宇野ちゃんも千晃もゆかりも可愛かったが、ゆかりは私が移る少し前に辞めてしまって残念だった。

 

ところがdreamは、その後、EXILEの事務所・LDHに移籍してDreamとなって復活した。
奇跡だと思った。LDH社長のHIROさんに感謝するしかなかった。

R&B路線のかっこいい曲は、これまでの曲よりも、わかりやすくメンバーの歌唱力を伝えられると思い、期待を持った。

 

しかしこの移籍は、私にとっては良いことばかりではなかった。

まず、優ちゃんがいなかった。そして、佳奈ちゃんとさやぽが歌うパートが減っていった。それは楽曲の平均歌唱力の低下だ。
それでも、他のメンバーもかなり上手くなったから大丈夫だろうと思った。
ファンが実力派ボーカルグループであることにこだわりすぎていたから、路線の変更を示すにはこれくらいしないとだめなのかもしれないとも思った。

長く活動してきたグループなのにEXILEの妹分とされ、EXILEの人気を利用して、dreamのことを何も知らないEXILEのファンで現場を盛り上げていくやり方は辛かったが、それでもDreamを知ってもらって、ファンが増えるなら良いと思った。

 avex周辺の女性グループでは実力派でベテランだと思っていたから、「夢者修行」などと、新人のようなドサ回りをやらされているのが辛かった。ドサ回りは良いのだが、EXILE系列の新人扱いがとても辛かった。
せめて国内でも「留学」扱いにしてほしかった。どこに行くのかわからないが。
それでも、メンバーはこれで復活しようと本気で挑んでいるから応援したいと思った。
しかし気持ちはついていかなかった。当事者と違って、これまで大好きだったdreamではだめだと、気持ちをなかなか切り替えられなかった。

アイドル路線を捨てたことは、納得していた。これまでのdreamもそうだが、LDHの女性ダンスボーカルグループであるParadise Go!! Go!!も、モーニング娘。以外派のアイドルオタクに応援されながらも、売れていなかったからだ。
LDHに女性アイドルを売った実績はないから、そこでまた失敗するよりは良い。

(余談だが、パラゴーことParadise Go!! Go!!の美咲ちゃんがLove・Dream・HappinessのうちLoveのメンバーだった人。
さらに余談だが、パラゴーにも好きな曲があるので、EXILEの後輩グループがEXILEの曲をカバーするように、E-girls系グループでカバーしてくれないかなあと、ありえないと思いながらも望んでいる。パラゴーより先輩だったDreamがE-gから抜けたことだし……) 

 

このように、ついていけない気持ちもありながらも、dreamに存続してほしかったので応援したかった。それが六人時代だ。

しかし佳奈ちゃんが抜けて、気持ちが離れた。私はファンを降りた。
さやぽの歌も好きだが、優ちゃんもいないし、佳奈ちゃんまでいなくなった楽曲をDreamの物として聴くのが辛かった。佳奈ちゃんのパワフルなハイトーンは私にとってdreamの要だった。
メンバー同士の信頼はあっても、メンバーが何を言っていても、私の気持ちは私だけのものだ。

私にとってdream三度目の死だった。もう私のdreamは生き返らなかった。

 

それでも、メンバーが好きだったので、活動がどう続くのかは茶の間レベルで気になっていた。

そのあと、E-girlsを結成して可愛い路線になったときは、アイドル路線は捨てたのでは無かったのかと呆れたが、佳奈ちゃんのパワフルなボーカルがなくなってしまった今はR&B路線は難しいだろうという納得もあった。
何せLDHは女性グループをブレイクさせたことがまだない。そして、すぐに売れるかわからないものを飼っておけるほど大きな事務所でもない。人気のAKB48に紛れさせることができるグループの方が今は売りやすいだろう。

間もなくしてさやぽまで抜けてしまって、私の好きだったボーカルグループは完全に終わったと思いながらも、残りのメンバー本人はもちろん、歌声も好きではあるのでE-girlsも含めて曲は買ったり借りたりして聴いていた。
しかし正直、移籍後のDream名義の曲で、良いと思うものが本当に少ない。avex時代だったらアルバムの捨て曲になりそうな曲ばかりだと感じてしまう。当時ほど予算をかけられている感じがしない。

 

やがてE-girlsが売れて、メディアで麻未ちゃんや彩ちゃんをよく見るようになったときは嬉しかった。私の好きだった頃とは違ってしまっても、好きだったDreamのメンバーが人気者になっているのを見て、心から良かったと思った。

金髪の麻未ちゃんが中心にいるのも英断だと思った。美人なのに陰のある優ちゃんがセンターにいるよりも華やかに見える。

これから、Dream単体としても売れていくといいなと思っていた。あくまで売れているのはE-girlsでDreamではないと、元であってもドリヲタの私が気付かないはずがなかった。

 

この頃に、佳奈ちゃんがソロで復帰した。ステージのあるレストランで行われたライブに行き、変わらず素晴らしい歌声を堪能することができた。
ライブには、麻衣ちゃんを含めて、Dreamを抜けたメンバーが全員観に来ていて、会場に麗しい一角を作っていた。

そのときのMCで、私がdreamの活動がなくて、何をしているのか判らなくて不安だった頃に、メンバーも何もやることがなくて、それでも歌いたくて、ストリートライブをしていた話をきいた。
公式ではないので告知もできず、お客さんが少なかったらしい。それでも立ち止まって聴いてくれるdreamを知らない人が嬉しかったという話ではあったのだが、それを聞いた私はファンとして何もできなかったと、一介のファンにできることなどほとんどないとわかっていても、ライブをしていたのに現場で応援することもできなかったと、後悔した。ライブなら聴きたかったという欲求もあるが……。
その頃にTwitterなどがあれば、活動の存続の役には立たなかったとしても、ファンは集まったと思う。あんなにステージで輝いていたdreamのメンバーが、ほとんど立ち止まる人のいないストリートでライブをしている様子を想像して、とても辛くなった。

この佳奈ちゃんのライブで、Dreamを抜けた佳奈ちゃんがまだLDHにいた頃に作られたソロナンバーが披露された。その曲を聴いて、LDHはボーカルの要だった佳奈ちゃんを捨てたんだと思っていた誤解が解けたのは良かった。佳奈ちゃんを中心にしたグループのオーディションが中止になったのも、元々やる気があったのか疑っていたのだが、正直申し訳なかった。

 

そしてE-girlsは、Dreamを売っていく方向に実際になっていったのだが、それによって、私にとって四人以降のDreamが苦手な物になってしまった。

Dreamの長年の苦労がメディアで語られ始めたのだ。

私はオーディションの光景など、苦労している裏話を堂々と売り物にすることがあまり好きではないのだが、それが好きな人を否定はしないし、出来上がった作品に影響はないのでかまわない。

 

しかし、LDH移籍後の復活劇を盛り上げるためか、avexフィットワンにいた頃のdreamには何も良いところがなく、ファンも全くいなかったかのように語り始めたことにショックを受けた。

語る側はそんなつもりはなかったのかもしれないが、私個人はそう感じた。何せとっくにDreamから気持ちが離れているので、メンバー個々の言葉をきく機会も殆どない。

 

私が大好きだった楽曲や、ライブに集まっていた大勢のファンや、私が貰った元気や幸せは一体何だったんだろうか。

好きだったものや、楽しかった時間を全部なかったことにされたように感じた。
あの頃の私はドリヲタとして、dreamを応援する非日常を楽しみに日常を過ごしていたから、あの頃の自分を丸ごと否定されたような気分になった。

あまりに腹が立って、中目黒のLDHに剃刀でも送りたくなった。LDHのことがちょっと嫌いになった。

しかし怒りが落ち着くと、ドラマを盛り上げるためなら仕方ないと思えた。曲と実力と容姿だけで売れるならとっくに売れている。
LDHはもともとオーディションなどの苦労話とセットで売って成功している事務所だから、このやり方に自信があるのだろう。そしてパラゴーの曲を聴くと、まだ女子を売ることに成功している事務所とは言い難いから試行錯誤もあると、許す気持ちになれた。

 

それでも、その後は、佳奈もさやぽも歌っていないDreamをDreamとして聴くことも辛かったし、E-girlsに紛れて姿を見るのも辛かったので、DreamやE-girlsを避け始めた。
完全に地雷化した。

こんなに避けたいのに、avexや他のLDHの曲をきくと、youtubeE-girlsやdreamではないDreamをおすすめしてくるし、苦労を語ったテレビ番組の映像という地雷そのものを踏まされることもあって、たびたび心身を四散させては、拾い集めた肉体から膿を出すようにTwitterの鍵アカウントで恨みを吐いた。

鍵アカウントに限定していたのは、今のDreamやE-girlsを楽しんでいるファンの目に触れさせたくなかったからだ。

 

そんなDreamが、昨年、終了した。
久しぶりにメンバーのインタビューなどを読んだ。

えりえーること絵里恵ちゃんが引退したときにDreamの終わりを感じていたと書かれていて、そのときにもまた、dreamは何度目かの死を迎えたのだと知った。きっとさやぽが抜けたときなど、私の気持ちが離れてからも何度か死んだのだろう。
そしてとうとう、名前は個々に残すことになったが、グループとしては終焉を迎えた。

こんなに何度も死にながら、dream・DRM・Dreamを続けてきたメンバーのことを尊敬し、これまでに貰った楽しい思い出に心から感謝している。
しかし、こんなに何度も苦しませながら続けてこさせたのはファンだったのかもしれないと思うと、これで良かったんだろうかと後悔のようなものを抱いてしまった。

正直、今のファンがavexからのファンばかりだったら、とっくに引導を渡していただろう。dreamは何度も死んだが、姿を変えることで、何度も新規のファンが入ってきた。私も8人時代からの新規だ。

偶然、LDHに移籍してからのファンの、Dreamの消滅を嘆く感想を見かけた。Dreamの夢も叶えてほしかったとLDHに恨み言をいっていたが、私にはもう、死体に鞭打つようなことを言わないで欲しいとしか思えなかった。

dreamのことで数年ぶりに泣いた。
前向きなメンバーの言葉を聞いても、辛かった。

まだ売れていない、いつまでも規模や売上の増えないアイドルを、好きな気持ちと、実力への信頼と、武道館やアリーナやドームに行ける可能性があるという主観だけで応援し続ける責任を感じてしまって、ドルヲタでいることが辛くなった。実際はファンの責任なんて芸能活動において大してないどころかおこがましい発言なのだろうが、好きなアイドルやアーティストは表向きのインタビューやMCでは、ファンのおかげだと、ファンに感謝してくれるから、責任を感じてしまう。

それでも私はドルヲタを辞められないだろう。

 

えりえーるの脱退が、メンバーがDreamというグループを諦めたときだと知って、その後のグループでの活動は終活だったのだと感じた。

そして消滅後の今は、万全の終活の上で、一度死んで生まれ変わったのだと私には見えている。

dream消滅後は、Dream Amiのソロも、Dance Earth Partyも、曲を聴いて姿を見ると楽しい気持ちになれる。つい先日までのわだかまる物やくすぶる物もなく、鍵アカウントに恨みを吐かずに応援できている。

麻未ちゃんと静香ちゃんのこれからの音楽活動がとても楽しみだ。

彩ちゃんがスタッフとして支えているので、E-girls全体も気になっている。

こうしてメンバーが活動している姿を見られるのだから、Dreamは売れなかったが、E-girlsがあって良かったと思う。

辞めていったメンバーの活動も再びチェックし始めた。

 

しかし未だに、シングル「ブランケット・スノウ」に入っている、dream時代の一番好きなアルバム「ID」収録の「I love dream world」の、四人でのセルフカバーは辛くて聴けない。

 

佳奈ちゃんと優ちゃんによる20周年ライブの感想を書いたので、追記に貼っておきます。

qoomk.hatenablog.com